ものづくり補助金平成26年度製造業沖縄県

新機械導入による素材の持ち味を活かしたジーマーミ豆腐の生産性向上

ひろし屋食品株式会社

成果脱皮工程の作業時間 60分→20分

この事例のポイント

  • 落花生の薄皮除去と手詰め作業に時間がかかり、生産量が限られていた。
  • 脱皮機を導入し、手作業で行っていた落花生の薄皮除去を機械化した。
  • 脱皮工程の作業時間 60分→20分。脱皮工程は作業時間が66%短縮され、水使用量も約半分に減った。

事業者のプロフィール

事業者名ひろし屋食品株式会社
所在地沖縄県 那覇市
業種食料品製造業
技術分野デザイン,製造環境
従業員数30人
資本金1,000万円
設立1973年

事業の背景

ジーマーミ豆腐は商品化から約35年続くロングセラー商品である。約10年前に充填機と自動包装機を導入し、1日1,200個まで生産できるようになった。しかし沖縄の大規模商談会で県外大手量販店から大量発注の打診を受けたものの、対応しきれていない。顧客から紅芋やチョコといった新たな嗜好品の要望もあった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力落花生の薄皮除去と手詰め作業に時間がかかり、生産量が限られていた。
  • 生産能力県外大手量販店からの大量発注に現在の生産量では対応できず、販売機会を逃している。
  • 人手・技能新商品を開発する人員も時間もない。

やったこと

脱皮機を導入し、手作業で行っていた落花生の薄皮除去を機械化した。機械導入後は1回当たりの作業時間が60分から20分に、水使用量が約100から約50に減り、時間は66%短縮され節水にもつながった。間欠包装機は旧機種が四角カップのみに対応し、型枠の交換に90分かかっていたが、新機種は四角と丸の両方に対応し、ボタン操作で切り替えられるようになった。これにより取り替え作業がなくなり、連続包装が可能になった。

新しい製品・サービス:紅芋・チョコなどの新たな嗜好品(試作中)

事業の効果

  • 脱皮工程の作業時間 60分→20分
  • 脱皮工程の水使用量 100L→50L
  • 旧機種は型枠の交換作業だけで90分かかっていたが、新機種では取り替え作業がなくなった。

脱皮工程は作業時間が66%短縮され、水使用量も約半分に減った。間欠包装機は型枠交換が不要になり、四角と丸のカップを連続して包装できるようになりタイムロスが改善された。機械導入後は生産量が増え、売上も順調に伸びている。昨夏には全国のワシントンホテルの沖縄フェアで朝食用商材として納入できた。

今後の展望

納入を一過性で終わらせず定番品にするため、学校給食や大型スーパーなどへ販路を広げていく。新商品開発は試作を続け、試作品の改良に積極的に取り組む予定である。

業種と困りごとが近い成果事例

大阪府製造業平成25年度

MRI用超電導マグネット監視装置の生産体制強化

制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。

効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成26年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。