ものづくり補助金平成27年度建設業青森県

攪拌機械導入によるバーク(樹皮)を使用した舗装材料の製造開発

十武建設株式会社

成果混合能力 1倍→4倍

この事例のポイント

  • スギの樹皮(バーク)は産業廃棄物として焼却処分されており、舗装材料として活用するための専用の混合機械がなかった。
  • 過去に試作していた撹拌機械の構造を応用し、メーカーと設計の打ち合わせを重ねながらバーク専用の混合機械を開発した。
  • 混合能力 1倍→4倍。混合能力が約4倍になり、作業員は2名から1名で済むようになったため、人件費が削減され作業効率が上がった。

事業者のプロフィール

事業者名十武建設株式会社
所在地青森県 十和田市
業種総合工事業
技術分野複合・新機能材料
従業員数17人
資本金1,000万円
設立1948年

事業の背景

当社は道路・河川などの公共工事や民間工事を行う建設会社である。公共工事では森林の伐採も行い、スギの樹皮は上北地域では主に養豚の敷きわらなどに使われているが、繊維質で裁断も簡単な一方、油分を含むためほとんどが産業廃棄物として焼却処分されている。青森県の針葉樹生産量は全国6位で、推定6万平方メートルものバークが利用されないまま焼却されている。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力スギの樹皮(バーク)は産業廃棄物として焼却処分されており、舗装材料として活用するための専用の混合機械がなかった。
  • 人手・技能既存の混合機械は操作に作業員2名が必要で、人件費と作業効率の面で負担が大きかった。

やったこと

過去に試作していた撹拌機械の構造を応用し、メーカーと設計の打ち合わせを重ねながらバーク専用の混合機械を開発した。新しい機械の能力は当初想定の機械の約4倍となった。動力はトラクターを使用する牽引形とし、水タンクも搭載した。材料は2軸撹拌で混合されるように設計した。材料投入を自動化したことで、作業員は1名で対応できるようになった。

  • 加工機バーク専用混合機械2軸撹拌式・牽引形

新しい製品・サービス:バーク(樹皮)に接着剤などを混ぜ込んだ、環境にやさしいバーク舗装

事業の効果

  • 混合能力 1倍→4倍
  • 作業員数 2名→1名

混合能力が約4倍になり、作業員は2名から1名で済むようになったため、人件費が削減され作業効率が上がった。狭い施工エリアにも施工でき、施工単価を安く抑えられるため受注が増えている。産業廃棄物として焼却していたバークを地産地消できるようになり、環境にやさしい公共工事を行えるようになった。

今後の展望

遊歩道や街路樹周り、遊具下などの行政管轄施設、一般住宅の敷地内、商業施設などでバーク舗装の需要を高めていき、新たな収益の柱にすることを目指す。

事業者の声

豊かな自然と共生し、住みよい地域づくりに貢献します

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。