高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社宮昌工業
成果生産効率15%アップを目標に性能を実証した
| 事業者名 | 株式会社宮昌工業 |
|---|---|
| 所在地 | 沖縄県 南風原町 |
| 業種 | 総合工事業 |
| 技術分野 | 精密加工,接合・実装 |
| 従業員数 | 31人 |
| 資本金 | 5,500万円 |
| 設立 | 1979年 |
当社は建築鉄骨の製造から現場建方までを行うファブリケーターで、比較的大きな建築鉄骨の製造を中心としている。近年は耐震性能の強化により高強度の仕様が求められ、開先の形状も変化してきた。また部材も大型のH形鋼サイズが増加している。
抱えていた課題
やったこと
旧型機と性能を比較したうえで、対応形状・作業効率・操作性に優れたNC新機種のH形鋼自動開先加工機を導入した。本機はノンスカーラップ開先形状やH形鋼1000mm、開先厚さ55mmまでの加工が可能で、コンピューター制御により加工スピードの向上も期待できる。導入後は試験片を作成し、材質や厚みなどの情報を入力して様々な形状の加工を試し、生産効率15%アップを目標に性能を実証した。また、IOT技術を活用した最新型REGARC鉄骨コア連結溶接ロボットシステム(ARCMAN MP)を導入した。溶接工程を全自動化し、コア部を全自動で溶接して高品質に仕上げるようにした。携帯電話へ作業履歴を送信できるため、オペレーターが作業場を離れていても作業内容を把握できる。
開先加工機の導入により、多様な形状の開先加工に対応でき、加工速度の高さと操作性の良さから生産効率の向上は当初の見込みをクリアした。出来上がりが綺麗で品質面の向上にもつながった。コンピューター制御により加工速度の調整が自動化され効率化が図られ、オペレーターの育成研修も短期間で済んだ。溶接ロボットの導入では、溶接工程の省人化とデータ化が進み、携帯電話への作業情報の通知により別作業も可能になった。スパッタがほとんど出なくなり、作業効率と品質が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去2年連続でものづくり補助金を使い最新機械を導入したとあり、一貫した取組は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
耐震性強化による高強度仕様や大型H形鋼の増加という外部ニーズを踏まえた導入とあるが、競争優位性への言及は薄い。
人手不足や高齢化、開先形状変化という課題を挙げ、NC機と溶接ロボット導入で解決を図る流れが具体的に書かれている。
生産効率15%アップを目標に設定し、当初見込みをクリアしたとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
オペレーターの育成研修が短期間で済んだと書かれているが、体制や事務処理能力についての具体的記述は少ない。
顧客ターゲットや選ばれる理由の整理は書かれておらず、品質向上の記述がわずかにうかがえる程度である。
試験片作成や性能実証を行い、今後の展望で安全・品質向上や次世代人材育成を挙げているが、スケジュールは書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
高強度仕様の開先加工や大型H形鋼への対応とあるが、普及度や高付加価値化の水準は示されていない。
耐震性能強化という社会的ニーズへの対応がうかがえるが、波及効果や雇用創出の具体的記述はない。
生産効率15%アップの目標と溶接ロボットによる省人化が書かれ、費用対効果の一端は読み取れるが金額の記載はない。
IoTを活用し溶接データを記録・共有する仕組みが書かれ、デジタル技術の活用は読み取れるが地域やサプライチェーンへの貢献は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
沖縄県南風原町の企業であることは分かるが、地域の特性を活かした付加価値創出や雇用への言及は薄い。
導入した機械を活用して安全面、品質面、コスト面、技術力のさらなる向上に挑戦し続けたい。業務効率化で生まれた時間を次世代の人材育成につなげ、人手不足と高齢化の解決を図りたい。今後は性能のいい機械をどのタイミングで入れるかが重要になると考え、大組溶接ロボットの導入も検討したい。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
東京23区を3ブロックに分け、トラブル発生現場を中心に最も近い組合員へ出動要請できる仕組みを作った。
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%