サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
トラスト・メカ株式会社
成果直径1mm以下の小型工具の加工精度を、従来の±0.005mmを超える精度に向上
| 事業者名 | トラスト・メカ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 加美郡加美町 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 35人 |
| 資本金 | 1,500万円 |
| 設立 | 1993年 |
同社は金型製造からはじまり、加工機の設計生産、自動化生産設備、電子部品組立機の設計製作へと事業を拡大してきた。平成24年からは自動車エンジン組立関連の設計・製作も手がけている。取引先からは低コスト化や短納期化、難加工素材への対応が求められていた。リーマン・ショックの影響で仕事が半分以下に減った時期もあった。
抱えていた課題
やったこと
最新の超精密加工機CNCジグボーラーを導入した。直径1mm以下の小型工具の加工精度を従来の±0.005mmを超える精度に高めた。工具径の5倍以上の深い穴加工では加工時間を3割減らした。高速切削では先読み機能を従来の30ブロックから600ブロックに拡張し、加工精度を向上させた。治具を2連から6連にしたことで作業効率を高め、長時間の無人加工と夜間生産を可能にした。CAD・CAMのプログラム時間も1割短縮した。
| 加工機 | 超精密加工機CNCジグボーラー |
|---|
加工精度が向上し、精度を保ったまま加工時間を短縮できた。治具の増設により生産性が大きく上がり、長時間の無人加工と夜間生産が可能になった。CAD・CAMのプログラム時間も短縮され、全体で大幅な削減につながった。今後は加工条件の最適化により、さらに精度を高められる見込みである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
リーマン・ショック後に技能士資格取得を推進し、技術力向上を続けてきた経緯が書かれているが、今回の設備投資との戦略上の位置づけは明示されていない。
提案型営業や3Dプリンタ導入で他社と差別化し、2カ月以内納品を実現していると具体的に書かれており、強みが読み取れる。
微細工具の精度を±0.005mm超に向上、加工時間を2割減、治具2連から6連で生産性3倍と、課題と数値効果が明確に示されている。
加工時間2割減、深穴3割減、CAMプログラム時間1割減、治具6連で3倍の生産性と数値目標と実績が示され、実現性が読み取れる。
技術職の8割近くが技能士資格を取得し、設計技能士が打合せに同行する体制が具体的に書かれている。
電子部品の小型化・高性能化や高精度複雑形状へのニーズ増加を背景に、スピードと品質を強みとして打ち出している。
今後加工条件の最適化やデータベース蓄積で精度向上を図るとあるが、具体的なスケジュールや手順は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
超精密加工と微細加工の高精度化を強みとしているが、市場の普及度や認知度に関する記述は少ない。
国が補助する雇用創出や経済波及効果への言及は薄く、わずかに地域の製造業の発展がうかがえる程度である。
加工時間2割減や生産性3倍など投資に対する効果が数値で示されており、費用対効果の高さが読み取れる。
超精密加工機や3Dプリンタの導入は示されるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
電子部品や自動車部品の高度化への対応は書かれているが、構造転換への言及は読み取れない。
宮城県加美町の企業であることはわかるが、地域特性を活かした成長や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今回得たデータを蓄積し、さらなる技術力の向上を目指す。お客様の求める以上の製品を作っていきたいとしている。
特に治具が2連から6連となったことで、3倍の生産性が実現したことが非常に大きいですね。この結果、長時間の無人加工ができるようになりましたので、従業員に負担を掛けない夜間生産が可能になりました
公式の事例集より(原文のまま)
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分