自動車整備のプロセス改善と高度化計画
支柱の間隔が広い門型2柱リフトワイドを2式と低床式エアーガレージジャッキを1台導入し、旧型リフト2台と入れ替えた。
効果:タイヤ脱着工程の順番待ち時間 100分/日→15分/日
株式会社LM ADVANCE
成果アライメント件数(月あたり) 2件→10件
| 事業者名 | 株式会社LM ADVANCE |
|---|---|
| 所在地 | 茨城県 古河市 |
| 業種 | 自動車整備業 |
| 従業員数 | 3人 |
| 資本金 | 400万円 |
自動車の車両メンテナンス、チューニングサービス、車体改造、パーツ販売・取り付けなど幅広いサービスを提供しており、顧客には一般ユーザーのほかサーキット走行が趣味の人も多い。ここ数年はライフスタイルの変化などで若者を中心に車離れが進み、サーキット走行する人も年々減っている。こうした状況を打開する一つの策として、車体改造を得意とする同社が足回りに注目した。
抱えていた課題
やったこと
自動車足回りを機械でアライメントするための3Dアライメントテスターを新たに導入した。このテスターは、ホイールに機械を取り付けてカメラで赤外線撮影し、3D処理した画像でタイヤの角度や向きを調整する装置で、3D画像処理により車両の各部位を測定できるのが特長である。導入後は実際の車両で測定やテストを行い、注意すべき点や改良すべき点、料金体系を決めるための時間工数などのデータを収集した。光と風の影響には、台風や暴風雨時を避け、店舗のシャッターを閉めて太陽光と風の入り込みを遮断することで対応した。車両の振動には、車の往来が少ない時間帯に測定・調整をすることで対応した。測定状況を変えたことで、測定時間の短縮とエラーの減少に成功した。
| 検査測定 | 3Dアライメントテスター |
|---|
新しい製品・サービス:3Dアライメントテスターを使った足回りに特化したアライメントサービス
3Dアライメントテスターの導入により、レース経験者による的確なアドバイスと合わせて付加価値の高いアライメントサービスを提供できるようになった。光と風、車両の振動への対策により測定が安定し、測定時間の短縮とエラーの減少につながった。アライメントの件数は月2〜3件から月10件ほどに増加した。現状は口コミが中心だが、件数を積み重ねて顧客への安心感や説得力につなげたいとしている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
車体改造など従来の事業を土台に、足回りセッティングに特化する方針が経営上の目標として明確に示されている。
外注していたアライメントを自社導入し、レース経験者の助言を組み合わせる強みが示されているが、市場データは記載がない。
光・風・振動による計測上の課題を特定し、店舗の遮断や測定時間帯の変更で解決した具体策が記載されている。
月2〜3件から月10件への増加実績はあるが、付加価値額や賃上げの数値目標は記載されていない。
従業員3名の小規模体制で、レース経験者を含むスタッフが事業を運営していることは示されている。
サーキット走行者や一般ユーザーなど顧客層と、レース経験者による的確なアドバイスという選ばれる理由が示されている。
測定時間帯の調整や遮断など課題解決の方法は示されるが、今後のスケジュールは大まかな記述にとどまる。
公開されている事例からは読み取れません。
一般ユーザーにはアライメントの認知が低く、足回り特化サービスとして差別化する方向性が読み取れる。
車離れという社会課題への言及はあるが、雇用創出や経済波及効果の記載はない。
補助金額や投入額に対する付加価値増加の数値は記載がなく、費用対効果は判断できない。
3D画像処理による測定は示されるが、デジタル技術を地域やサプライチェーンに広げる記述はない。
車離れが進む市場で足回りに注力する方向は見えるが、日本経済の構造転換に資するという記述はない。
古河市に立地することは記載されるが、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後はさらに件数を増やして実績を積み重ね、サーキット走行する顧客向けにお得な会員サービスを設定するなど、顧客を取り込む取り組みを充実させたい考えである。また、一般ユーザーにもアライメントの効果を分かりやすく説明し、ホームページやSNS、雑誌広告を活用して広く周知していく予定である。
まだまだ余地がたくさん残っている。今後は足回りセッティングに特化したサービスを目指していこう
公式の事例集より(原文のまま)
支柱の間隔が広い門型2柱リフトワイドを2式と低床式エアーガレージジャッキを1台導入し、旧型リフト2台と入れ替えた。
効果:タイヤ脱着工程の順番待ち時間 100分/日→15分/日
ものづくり補助金を活用し、走行距離などを車両に搭載した車載装置とスマートフォンで自動的にサーバーへ送るIT管理システムを構築した。
有機EL素子の界面に組成傾斜構造を作るため、蒸着速度を高速に可変できる制御ソフトを開発し、既存の制御ソフトを改修した。