自社設備(大型プレーナー)の改良によるリードタイム短縮化・短納期化の実現
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
日本電針株式会社
| 事業者名 | 日本電針株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県 三芳町 |
| 業種 | 業務用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,測定計測 |
| 従業員数 | 13人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1976年 |
富士見市で創業し、現在地の三芳町に移転してきた。プリント基板検査用のコンタクトプローブのメーカーとして40年以上の歴史を持ち、米国、ヨーロッパ、東南アジアにも販売網がある。プローブを使った検査装置の治具の設計・製造販売も一部で行ってきた。
抱えていた課題
やったこと
事業を拡大するため、ものづくり補助金を活用して大型のマシニングセンターを導入した。新導入のマシニングセンターはアルミなどの金属板や精密な樹脂加工も可能である。これにより、これまで外注していた治具用の部品を社内で製作できるようになった。
| 加工機 | 大型マシニングセンター |
|---|
新しい製品・サービス:スマートデバイス・医療向けの基板治具・プローブ
大型マシニングセンターの導入により、治具の部品を社内で製作できるようになり、設計から製造までの全工程を社内で完結できるようになった。これまで外注していた込み入った部品や金属加工を自社で行えるため、治具を以前より安く早く提供できるようになった。他社にはないセールスポイントとしてアピールしていく考えである。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
治具設計・製造を一部で行ってきた過去の取組が、マシニングセンター導入による治具の内製化へつながると読める。ただし戦略上の位置付けは明示されていない。
設計から製作まで社内完結し、治具を今までより安く早く提供できる点を他社にないセールスポイントとしている。
加工速度や性能の制約、金属・込み入った部品の外注依存という課題を認識し、マシニングセンター導入で解決すると述べている。
付加価値額や賃上げの目標値は書かれておらず、安く早く提供できるという定性的な記述にとどまる。
統括部長が取り上げられ社内で工程が完結する体制は読めるが、人材や事務処理能力の具体的な記述は薄い。
スマートデバイス・医療向けの基板治具・プローブという顧客ターゲットと、安く早い提供という選ばれる理由が示されている。
導入後の遂行方法やスケジュール、中長期の課題検証については記述がほとんどなく、読み取りにくい。
公開されている事例からは読み取れません。
40年以上のプローブ製造の歴史と他社にない強みが語られるが、分野での高水準の高付加価値化や高価格化は具体的に書かれていない。
地域経済への波及、雇用や需要の創出など国が補助する積極的理由は事例文には書かれていない。
投資額に対する付加価値増加や生産性向上の数値は書かれておらず、安く早く提供できる点のみがうかがえる。
大型マシニングセンター導入は読めるが、先端的デジタル技術や新ビジネスモデルへの言及は見当たらない。
スマートデバイス・医療向けの基板治具・プローブへの新展開という成長分野への進出が見出しで示されている。
三芳町での事業は読めるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済の牽引についての記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
設計も含めた全工程が社内で完結できるようになり、治具台から今までより安く、早く提供できる。他社にはないセールスポイントとしてアピールしていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日
三菱電機製の高精度金型ワイヤー放電加工機「MV1200R」を導入した。
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。