ものづくり補助金平成27年度製造業千葉県

千葉県産日本酒を使用したプレミアムチョコレートの開発及び輸出

有限会社彩倖

成果販売店舗数 2店舗→3店舗

この事例のポイント

  • 商圏人口が減少しているため、外売りを強化する必要がある。
  • チョコレートの形、日本酒ジュレの特徴、チョコレートから漏れないジュレの粘度、酒蔵を訪れた時のイメージを生かしたカラーリングなどを試行錯誤して、「千葉県産日本酒入り」のチョコレート…
  • 販売店舗数 2店舗→3店舗。百貨店での販売を初年度2店舗、次年度3店舗へ広げる計画である。

事業者のプロフィール

事業者名有限会社彩倖
所在地千葉県 千葉県
業種食料品製造業
従業員数30人
資本金1,000万円
設立1994年

事業の背景

パティスリー メヌエットは、千葉県内の酒蔵の協力を得て日本酒を使ったチョコレート商品を開発しようとしていた。チョコレートは春から夏に売れにくい性質があり、販路拡大が求められていた。商圏人口の減少を受けて、地域の特産品を生かした商品で外売りを強化し、インターネット販売や首都圏、ジャパンブランドとしての輸出市場にも事業を広げる方針だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 販路・情報発信商圏人口が減少しているため、外売りを強化する必要がある。
  • 生産能力細菌を排除する生産体制と、タクトタイムの短縮が課題である。

やったこと

チョコレートの形、日本酒ジュレの特徴、チョコレートから漏れないジュレの粘度、酒蔵を訪れた時のイメージを生かしたカラーリングなどを試行錯誤して、「千葉県産日本酒入り」のチョコレート「SAKE GELEE ごHOCOLAT」を完成させた。細菌を排除するため、チョコレートの温度管理をするブラストチラー、温度調整をするテンパリングマシン、薄いチョコレートの中に内包を入れて絞り出すワンショットデポジッター、日本酒ジュレ製造に必要な加熱真空を行うクーボなどの設備を導入し、試作を重ねて完成させた。

新しい製品・サービス:千葉県産日本酒入りチョコレート「SAKE GELEE ごHOCOLAT」

事業の効果

  • 販売店舗数 2店舗→3店舗

百貨店での販売を初年度2店舗、次年度3店舗へ広げる計画である。冷凍販売もできるため、春から夏の弱点を補い、インターネット販売を中心に千葉から全国へ販路を拡大する方針である。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません

観点の平均2.9 / 514観点のうち13観点で評価

出典:公募要領 p.44(審査項目)

この事例が強かった観点

  • 4
    課題の認識と解決雑菌の排除、タクトタイムの短縮、春夏に弱い季節性という課題が具体的に認識され、新規設備導入で対応する計画になっている。
  • 4
    顧客とニーズの裏付け千葉県産日本酒入りのチョコレートという製品特徴と、百貨店、インターネット販売、ジャパンブランドとしての輸出市場という販路が示されている。
  • 4
    地域経済への波及千葉県内の酒蔵の協力により千葉県産日本酒を使い、千葉からチョコレートを発信するという地域特性を活かした取組が具体的に示されている。

伸びしろがあった観点

  • 2
    付加価値・賃上げの目標付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、初年度2店舗から次年度3店舗への販売拡大のみがうかがえる。
経営戦略との整合性3.3
  • これまでの取組との一貫性3

    商圏人口の減少を受けて外売りを強化する方針が一文で示されているが、過去の取組との連続性は書かれていない。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性3

    千葉県内の酒蔵の協力や冷凍販売で春夏に弱いという弱点を補える点が挙げられているが、強みの詳細な分析は薄い。

  • 課題の認識と解決4

    雑菌の排除、タクトタイムの短縮、春夏に弱い季節性という課題が具体的に認識され、新規設備導入で対応する計画になっている。

事業の実現可能性2.8
  • 付加価値・賃上げの目標2

    付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、初年度2店舗から次年度3店舗への販売拡大のみがうかがえる。

  • 事業を進める体制2

    従業員数30名、代表取締役の記載はあるが、補助事業を遂行する体制の具体的な説明はない。

  • 顧客とニーズの裏付け4

    千葉県産日本酒入りのチョコレートという製品特徴と、百貨店、インターネット販売、ジャパンブランドとしての輸出市場という販路が示されている。

  • 事業化までの道筋3

    百貨店2店舗から3店舗への販売拡大、インターネット販売、輸出市場への展開という流れが示されているが、課題解決の方法は具体性が薄い。

  • 財務と資金の調達3

    財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。

新市場性・高付加価値性3.0
  • 新しさ・高付加価値3

    日本酒ジュレを内包したチョコレートという商品で、既存の一般的な分野とは異なる新しさがうかがえるが、高価格化などの数値は書かれていない。

公的補助の必要性2.5
  • 波及効果・雇用3

    千葉県産の日本酒を使った地域特産品の開発と、ジャパンブランドとしての輸出市場開拓という波及が示されている。

  • 費用対効果ー

    公開情報では判断できません。

  • イノベーションへの貢献2

    インターネット販売や冷凍販売による販路拡大はうかがえるが、先端的なデジタル技術の活用は書かれていない。

政策面3.0
  • 成長分野への進出2

    輸出市場への事業拡大がうかがえるが、日本経済の構造転換にどうつながるかは書かれていない。

  • 地域経済への波及4

    千葉県内の酒蔵の協力により千葉県産日本酒を使い、千葉からチョコレートを発信するという地域特性を活かした取組が具体的に示されている。

今後の展望

今後はインターネット販売を筆頭に販路拡大に努め、千葉からチョコレートを発信していく。

事業者の声

千葉県内の酒蔵様にご協力頂き、このようなチョコレートが完成致しましたこと大変感謝しております。

公式の事例集より(原文のまま)

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出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。