回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社彩倖
成果販売店舗数 2店舗→3店舗
| 事業者名 | 有限会社彩倖 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県 千葉県 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 30人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1994年 |
パティスリー メヌエットは、千葉県内の酒蔵の協力を得て日本酒を使ったチョコレート商品を開発しようとしていた。チョコレートは春から夏に売れにくい性質があり、販路拡大が求められていた。商圏人口の減少を受けて、地域の特産品を生かした商品で外売りを強化し、インターネット販売や首都圏、ジャパンブランドとしての輸出市場にも事業を広げる方針だった。
抱えていた課題
やったこと
チョコレートの形、日本酒ジュレの特徴、チョコレートから漏れないジュレの粘度、酒蔵を訪れた時のイメージを生かしたカラーリングなどを試行錯誤して、「千葉県産日本酒入り」のチョコレート「SAKE GELEE ごHOCOLAT」を完成させた。細菌を排除するため、チョコレートの温度管理をするブラストチラー、温度調整をするテンパリングマシン、薄いチョコレートの中に内包を入れて絞り出すワンショットデポジッター、日本酒ジュレ製造に必要な加熱真空を行うクーボなどの設備を導入し、試作を重ねて完成させた。
新しい製品・サービス:千葉県産日本酒入りチョコレート「SAKE GELEE ごHOCOLAT」
百貨店での販売を初年度2店舗、次年度3店舗へ広げる計画である。冷凍販売もできるため、春から夏の弱点を補い、インターネット販売を中心に千葉から全国へ販路を拡大する方針である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
商圏人口の減少を受けて外売りを強化する方針が一文で示されているが、過去の取組との連続性は書かれていない。
千葉県内の酒蔵の協力や冷凍販売で春夏に弱いという弱点を補える点が挙げられているが、強みの詳細な分析は薄い。
雑菌の排除、タクトタイムの短縮、春夏に弱い季節性という課題が具体的に認識され、新規設備導入で対応する計画になっている。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、初年度2店舗から次年度3店舗への販売拡大のみがうかがえる。
従業員数30名、代表取締役の記載はあるが、補助事業を遂行する体制の具体的な説明はない。
千葉県産日本酒入りのチョコレートという製品特徴と、百貨店、インターネット販売、ジャパンブランドとしての輸出市場という販路が示されている。
百貨店2店舗から3店舗への販売拡大、インターネット販売、輸出市場への展開という流れが示されているが、課題解決の方法は具体性が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
日本酒ジュレを内包したチョコレートという商品で、既存の一般的な分野とは異なる新しさがうかがえるが、高価格化などの数値は書かれていない。
千葉県産の日本酒を使った地域特産品の開発と、ジャパンブランドとしての輸出市場開拓という波及が示されている。
公開情報では判断できません。
インターネット販売や冷凍販売による販路拡大はうかがえるが、先端的なデジタル技術の活用は書かれていない。
輸出市場への事業拡大がうかがえるが、日本経済の構造転換にどうつながるかは書かれていない。
千葉県内の酒蔵の協力により千葉県産日本酒を使い、千葉からチョコレートを発信するという地域特性を活かした取組が具体的に示されている。
今後はインターネット販売を筆頭に販路拡大に努め、千葉からチョコレートを発信していく。
千葉県内の酒蔵様にご協力頂き、このようなチョコレートが完成致しましたこと大変感謝しております。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮