ものづくり補助金平成27年度製造業新潟県

衣類プリントの生産性向上と多品種への展開

株式会社 シーアイシー

この事例のポイント

  • 学校やスポーツ団体からの短納期の要望に応えられる体制が必要だった。
  • 大型昇華プリンターを導入し、従来できなかったタオル、幕、全面印刷のTシャツ等のデザイン印刷を可能にした。
  • タオルやTシャツの全面フルカラー印刷は、原稿作成から転写までが最短3時間で完成するようになり、今までにないスピードで顧客に提供できるようになった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社 シーアイシー
所在地新潟県 十日町市
業種印刷・同関連業
技術分野デザイン
従業員数3人
資本金2,300万円
設立1990年

事業の背景

近年の衣類印刷(スポーツ、学校関連)では、1団体で1つのデザインを印刷する例はなくなり、クラス単位(20〜30枚)や仲間単位(10枚以下)の小ロット印刷が主流になった。納期も短納期が求められ、小ロット・短納期・高品質が必要とされている。自社は打ち合わせからデザイン、データ作成、印刷まで自社で完結できることが強みである。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 納期・工程学校やスポーツ団体からの短納期の要望に応えられる体制が必要だった。
  • コスト・採算従来のシルク印刷では版代がネックとなり、小ロットでの価格を抑えられなかった。
  • 生産能力タオルや大判のTシャツへの昇華染色、多色での小ロット印刷に対応できる機材が不足していた。

やったこと

大型昇華プリンターを導入し、従来できなかったタオル、幕、全面印刷のTシャツ等のデザイン印刷を可能にした。大型プレス機を導入し、タオルやTシャツ等の大判商品への昇華染色ができるようになった。白色トナー搭載のデジタルプリンターを導入し、シルク印刷で課題だった版代の問題を解決して、多色・小ロットのデザイン印刷を可能にした。

加工機大型昇華プリンター
加工機大型プレス機
加工機白色トナー搭載デジタルプリンター

事業の効果

タオルやTシャツの全面フルカラー印刷は、原稿作成から転写までが最短3時間で完成するようになり、今までにないスピードで顧客に提供できるようになった。現物サンプルを提示できるため、打ち合わせ時に色の雰囲気や画質について顧客から好評を得ている。版代の問題が解決したことで小ロットの価格を抑えられるようになり、極細線も再現できるため、これまで断っていたデザインにも対応できるようになった。

今後の展望

クラス単位や部活動の卒業時、大会出場の記念品、誕生日祝い、地域のお土産品などの開発と販売を進める予定である。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成27年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。