吟醸酒の高品質化、安定生産を可能にする工程設計と試作開発
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
品田産業株式会社
| 事業者名 | 品田産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 新潟県 新潟市 |
| 業種 | 鉄鋼業 |
| 従業員数 | 24人 |
| 資本金 | 1,400万円 |
| 設立 | 1957年 |
銑鉄鋳物メーカーの原料は鉄鉱石由来の銑鉄が中心であったが、高価なため良質なスクラップで代替する動きが進んでいる。近年はスクラップを原料とした鋼板が多く市中に流通し、不純物を多く含んでいる。
抱えていた課題
やったこと
発光分光分析器GS1000-Ⅱを導入し、鉄スクラップの品質管理を徹底できる体制を整えた。これにより鋳造原料の価値と品質の可視化、良質スクラップの量の確保、鋳物メーカーでの分析業務の削減を可能にした。高品位鋳造原料(鉄スクラップ)を鋳物メーカーに供給するとともに、スクラップ中の元素を分析して原料成分分析報告書を発行する品質保証サービスを始めた。
| 検査測定 | 発光分光分析装置 GS1000-Ⅱ |
|---|
新しい製品・サービス:高品位鉄スクラップ(鋳造原料)と、納入ロットごとの成分分析報告書を付けた品質保証サービス
従来外部機関に委託していた品質検査を内製化し、加工途中の成分検査により品質管理を徹底するとともに加工速度を高めた。納入ロットごとの成分分析報告書の発行により、良質スクラップ量の確保と可視化が進み、顧客満足度が向上した。新規顧客や商圏の拡大、流通チャネルでのブランド力構築にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鉄スクラップ加工業として事業の経緯や課題は書かれているが、過去の取組との連続性や経営戦略上の位置付けは具体的に読み取れない。
鋳物メーカーの原料課題や自動車用鋼板の影響など市場動向を踏まえ、一部大手以外は高度分析装置を持たない点を強みとして示している。
鋳物メーカーでの不良発生や品質管理の課題を認識し、発光分光分析器で成分管理を徹底する具体的な解決策を示している。
取扱量を現在の300t/月から5年後に710t/月(2.36倍)へ拡大する具体的な数値目標が示されている。
分析業務の内製化は書かれているが、人材や事務処理能力など遂行体制の具体的な記述は見当たらない。
高品位鉄スクラップの価値、成分分析報告書の発行、顧客満足度向上など製品価値と選ばれる理由が整理されている。
導入機器、分析の内製化、納入ロットごとの報告書発行など取組内容は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は詳述されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
市中スクラップの多くが電炉向けに使われる中、不純元素を管理した高品位スクラップを鋳物向けに供給する点で差別化されている。
鋳物メーカーの海外進出に伴う日系企業への輸出増加など、需要創出の観点は示されるが国が補助する理由の定量的裏付けは薄い。
供給量の2.36倍拡大という目標はあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数値は書かれていない。
発光分光分析による成分管理でサプライチェーンの品質保証を実現しているが、先端デジタル技術の活用や地域への波及は具体的に書かれていない。
海外進出する鋳物メーカーへの輸出展開が述べられるが、日本経済の構造転換に資する分野進出とまでは読み取れない。
市中スクラップの発掘という地域資源の活用はうかがえるが、地域の雇用や経済成長を牽引する記述は見当たらない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
日系鋳物メーカーの海外進出に伴い、良質な鋳物用スクラップの輸出案件が増える見込みで、貿易商社を通じた原料の販売・供給を進める考えである。
市販吟醸酒の醸造から瓶詰・貯蔵までの工程に、全国新酒鑑評会出品の大吟醸酒の技術的要件を応用する形で設備を導入した。
株式会社キーエンスの画像寸法測定器IM-6700を導入し、技術担当者から操作方法の訓練を受けた。
効果:測定時間 5分→0.004分
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円