自社設計開発治具を活用した高精度精密加工の短納期化・高品質化の実現
3次元CADの図面データを活用できるよう設計開発プロセスを見直し、現在使用しているソフトを活かしながら加工プログラム作成手順を新たに構築し…
効果:この数年で約4%の増加が図られている。
株式会社広上製作所
| 事業者名 | 株式会社広上製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 高岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 情報処理 |
| 従業員数 | 245人 |
| 資本金 | 4,000万円 |
| 設立 | 1968年 |
ビルの外壁パネルなどの大物からサッシやエクステリア、金具部品類の小物まで多種多様な製品を製造し、種類は3万以上にのぼる。協力工場と連携した一貫生産体制が強みである。地場建材の好調で順調に成長してきたが、業界は飽和状態となったため、平成24年頃から県外の建材メーカーにも販路を拡大した。
抱えていた課題
やったこと
発注から出荷までの生産工程情報を、社員だけでなく顧客もリアルタイムで確認できる「クラウドを使った自社独自の生産管理システム」を構築した。工程終了後にRFIDを組み込んだカードをリーダーにかざすと、データが自動入力され、どの工程が完了したか分かる仕組みを導入した。平成27年度の補助金事業ではカードライターとカードリーダーを導入し、工場内で工程データを起こしてクラウドに上げて共有化するまでのシステム構築と立ち上げを行った。29年度の事業では「生産工程の統合・自動化及び生産情報共有による次世代ものづくり体制の構築」を行い、仕掛在庫や移動の無駄を排除し、工程エリアの圧縮とライン化に取り組んだ。遅れの原因となっていた金型交換作業の迅速化を図るため、約800個の金型を収納する大型の自動倉庫「金型自動倉庫」と、金型交換システム「油圧クランプ」を導入し、31年1月に運用を開始した。
| 検査測定 | カードライターとカードリーダー |
|---|---|
| 検査測定 | RFIDカードリーダー |
| その他 | 金型自動倉庫 |
| その他 | 金型交換システム「油圧クランプ」 |
クラウドによって低コストで簡単に遠隔地から工程進捗や出荷予定日、出荷日をリアルタイムで確認できるようになり、顧客満足度が向上した。製造業務の効率化、短納期、納期遵守が図られ、職場環境や労働時間の改善、ペーパーレス化も実現した。作業効率が大幅に改善し、生産性が飛躍的に向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業は昭和43年で、アルミ加工委託から金属製品メーカーへ成長したと書かれ、過去の取組との流れは読み取れる。経営戦略上の位置付けは明示されていない。
多品種小ロット生産や一貫生産体制が強みとされ、県外メーカーへ販路拡大した経緯がある。市場動向との関係は具体的に書かれていない。
工場間の進捗が一度に把握できず納期遵守が難しいという課題を挙げ、クラウド型生産管理で工程を可視化する解決策が示されている。
生産性が飛躍的に向上したとあるが、付加価値額や賃上げの目標数値は書かれていない。
社内でシステム構築と立ち上げを行い、協力工場との連携体制があると書かれているが、人材や事務処理能力の具体は薄い。
顧客が1時間ごとに部品の進捗を確認できる点や、短納期・納期遵守という選ばれる理由が具体的に書かれている。
平成27年度から29年度、30年1月、31年1月の段階的な導入時期が示されているが、中長期の課題検証の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
オーダーメイド建材や多品種小ロット生産とあるが、同分野での高付加価値化・高価格化を裏付ける記述は少ない。
地域の建材製造に関わり、関東圏や協力工場との取引拡大が語られているが、波及効果や雇用創出の数字は示されていない。
短納期化やペーパーレス化、取引先の売上割合1割などの成果は書かれているが、投入額に対する費用対効果の数値はない。
RFIDカードとクラウドによる工程情報の共有で、協力工場を含むサプライチェーンの見える化を実現したと書かれている。
ネットワークを使い異業種と協力して多分野に拡大すると述べられ、成長分野への進出の方向性はうかがえる。
高岡市の地場建材企業であることや地域事業者との協力が触れられているが、地域経済への牽引効果は具体的ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後も顧客や協力工場と情報を共有し、Win-Winの関係を築いた上で次世代ものづくり体制の構築を目指す。資材メーカーや異業種企業と協力して新規受注の獲得を目指し、最終的には自社製品の製造・販売を目標とする。
3次元CADの図面データを活用できるよう設計開発プロセスを見直し、現在使用しているソフトを活かしながら加工プログラム作成手順を新たに構築し…
効果:この数年で約4%の増加が図られている。
従来チップ原料や合板芯材にしか使われていない国内の杉・檜の間伐材を、高付加価値の板材(原板パネル)に加工する新工法を開発した。
効果:従来工法と新工法の比較で約85%の時間短縮
最新型のレーザ加工機を導入し、既設のマシニングセンタ群とIoTでリンクさせた。
効果:年間のべ7,000時間以上のリードタイムを短縮することができた。