切削加工技術の向上による、デザイン性の高い遊具の開発事業~家族の絆アミューズメントパークの提案
既存遊具のフェンスパネル部に、アニマルキャラクターと弘前の桜・りんごを組み合わせた計6種類のデザインを施した。
効果:同工程のコストは5分の1となった
株式会社三幸
成果寸法調整の回数 2回→1回
| 事業者名 | 株式会社三幸 |
|---|---|
| 所在地 | 富山県 高岡市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,600万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は昭和42年に創業し、プラスチック成形用金型の設計・製作を手掛けてきた。取引先は地元高岡が中心だったが、流通網やIT技術の発達により遠方の仕事が増え、全国へ拡大した。現在は新規金型のうち県内が約60%、県外取引が約40%を占める。金型の初回完成から合格までに1〜3カ月を要し、寸法調整は2〜6回程度行うケースが多い。
抱えていた課題
やったこと
平成24年度の補助金事業で射出成形機を導入し、金型の成形トライを自社工場で行える体制を整えた。導入後はメーカーの技術指導員の指導のもと操作技術の習得に取り組み、社内に保管していた様々な廃型を用いてテスト成形加工を繰り返した。その結果、ヒケやソリなどの変形を抑え、市場に十分出せる成形品を製作できるようになった。多種多様なプラスチック原料を用いて試作成形を行い、樹脂の特性を把握して冷却方法の改良やガス抜き法の研究にも努めている。さらに寸法調整の精度を向上させるため、様々な製品形状に対応できる三次元測定器も独自に導入した。
| 加工機 | 射出成形機 |
|---|---|
| 検査測定 | 三次元測定器 |
社内で成形トライができるようになり、寸法調整はほぼ社内で完結した。輸送は5回から1回に減り、リードタイムは約40%短縮された。取引先での調整はほぼ最終段階のみとなり、量産までの工期が短縮できた。最小限の調整で高い完成度の製品を提供でき、設計から成形トライまでの一貫体制も構築された。
中部圏や関東圏・関西圏のプラスチック成形メーカーをターゲットに受注拡大を図り、さまざまな分野のプラスチック射出成形用金型市場でのシェア拡大を目指したい。
「高耐久・高精度・高品質」
公式の事例集より(原文のまま)
既存遊具のフェンスパネル部に、アニマルキャラクターと弘前の桜・りんごを組み合わせた計6種類のデザインを施した。
効果:同工程のコストは5分の1となった
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃
金型設計段階でガス焼け不良が発生する場所を流動解析により特定し、効果的なガス排気機構の設置位置を検討した。
効果:金型修正回数 5回→1回