回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
永田鉄工株式会社
成果溶接にかかる時間 34.6時間→17時間
| 事業者名 | 永田鉄工株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長崎県 雲仙市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 従業員数 | 40人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
主な業務はビルや工場などの建築鋼構造物工事や一式工事で、仕入れた鋼材を工場で加工し現場で組み立てるのが基本である。島原市役所や九州新幹線・長崎駅舎などの建設に関わり、現在は長崎市役所の工事も進行中である。大手ゼネコンからは建設部材の大型ブロック化への需要があった。
抱えていた課題
やったこと
吊上能力10トンの天井クレーンを導入し、建設部材を工場で大型ブロック化できる体制を整えた。今回導入したのは鉄骨柱大組立溶接ロボットシステムで、これまで熟練の溶接工が必要だった溶接作業を非溶接工でも対応できるようにした。大型ブロックをロボットで溶接できるため、現場での作業時間を大幅に縮小した。
| ロボット | 鉄骨柱大組立溶接ロボットシステム |
|---|---|
| その他 | 吊上能力10トンの天井クレーン |
現場での作業時間が大幅に縮小し、溶接にかかる時間は34.6時間から17時間に短縮して約50%減った。工場での組み立てが可能になったことで、粉塵や騒音、危険な作業が減り安全性も確保された。加工精度が安定したことでコストの削減にもつながった。大型ブロックを溶接できるようになり受注先が増え、ロボットは24時間稼働できるため生産力も向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に島原市役所や九州新幹線駅舎などを手掛けた実績と、建設部材の大型ブロック化対応が書かれ、事業の一貫性はうかがえる。
大手ゼネコンからの需要に応えるため大型ブロック化に対応し、受注先が増えたと具体的に書かれている。
人手不足と溶接工の高齢化という課題を挙げ、溶接時間を34.6時間から17時間に短縮する解決策が示されている。
溶接時間が34.6時間から17時間へ50%短縮と数字で示され、コスト削減や受注増の成果も記載されている。
従業員数40名や非溶接工でも対応できる点はあるが、補助事業の遂行体制や事務処理能力の記述は見当たらない。
大型ブロック化の需要や受注先増加が書かれ、顧客ニーズへの対応は読み取れるが、ターゲットの整理までは書かれていない。
今後はシステムをフルに活用し大きな案件を受注するとあるが、スケジュールや課題解決の方法は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
鉄骨柱大組立溶接ロボットで大型ブロックを溶接できる点は示されるが、分野の普及度や高付加価値化の水準は書かれていない。
島原市役所や長崎駅舎などまちのランドマーク建設に関わった点が書かれ、社会インフラへの貢献はうかがえる。
溶接時間の50%短縮やコスト削減が書かれるが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
ロボットによる大型ブロック溶接は書かれるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの波及は具体的ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
長崎や島原など地域の建設案件に関わるとあるが、地域特性を活かした付加価値や雇用創出の記述は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
溶接の熟練工が高齢化する中で、大型ブロックを溶接できるロボットは欠かせないものとなる。今後はこのシステムをフルに活用し、さらに大きな案件を受注していきたいとしている。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった