回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
有限会社マボ
| 事業者名 | 有限会社マボ |
|---|---|
| 所在地 | 岐阜県 岐阜市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 1993年 |
当社はメンズカジュアルなど一般向けアパレル製品の商品化を手掛けてきたが、約20年前から制服関連の専門商社との取引が広がり、ワーキング・ウェアを手掛けるようになった。現在は制服関連が売上の8割を占める。近年は防火服など特殊な素材や技術を用いた制服に特化して受注拡大に注力している。
抱えていた課題
やったこと
特殊繊維をレーザーで溶断して補強材を均等にカットするための補強材カット用レーザーカッターを導入した。超音波で生地を溶断する特殊繊維カット用の超音波ミシンを導入し、社内での裁断を可能にした。防火服の縫合部位の気密・水密を確保するためのシームテープ貼り機を導入した。3機器の導入に伴い作業スタッフを増員し、量産に対応できるよう工場を本社近くに移設した。
| 加工機 | 補強材カット用レーザーカッター |
|---|---|
| 加工機 | 特殊繊維カット用超音波ミシン |
| 加工機 | シームテープ貼り機 |
新しい製品・サービス:防火服、防刃・防弾服などの特殊な制服および防犯用など防刃素材を用いた一般向け商品
防火服や防刃・防弾服について、デザイン企画からサンプル製作、製品作成までを一元的に受注できるようになった。シーズン物のスノーボード・スキーウェアも型紙までにとどまらず一貫して社内生産できるようになった。外注していた作業を内製化したことでコスト削減と時間短縮につながり、作業効率も大きく向上した。自社で型紙やデザインから新商品を提案できるようになり、防水商品や防刃素材を用いた一般向け商品など新たな事業展開にもつながっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去に型紙作成、制服関連商社との取引拡大を経て防火服等の特殊制服に特化し、受注拡大に注力していると書かれ、一貫性はうかがえる。
制服の専門商社との取引や防火服等の特殊素材への特化が書かれているが、市場動向と強み・弱みの分析は明示されていない。
量産対応の課題に対し、外注作業の内製化で時間短縮・コスト削減が図られたと書かれるが、数値目標は示されていない。
コスト削減や作業効率の向上が述べられるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
作業スタッフを増員し、工場を本社近くに移設したと書かれており、体制確保の記述はある程度読み取れる。
消防向け防火服・警察向け防刃防弾服など顧客層と、軽さと動きやすさを重視した機能性が具体的に書かれている。
新型防火服のサンプル作製や防水商品の企画など今後の展開は示されるが、スケジュールや課題解決の方法は詳しくない。
公開されている事例からは読み取れません。
特殊素材を用いた防火服・防刃防弾服など、一般に普及していない分野への特化が読み取れるが、水準の数値は示されていない。
消防向け防火服や警察向け防刃防弾服の供給という公共性は読み取れるが、波及効果や雇用創出の数字はない。
費用対効果を示す投入額や付加価値額の増加の数値は書かれておらず、わずかにうかがえる程度である。
超音波ミシンやレーザーカッターの導入は読み取れるが、サプライチェーン全体への貢献は具体的に書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
岐阜市での事業と工場の本社近くへの移設は読み取れるが、地域特性を活かした成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名