価格競争力強化のための、新型自動塗装装置の導入による塗装技術の高度化と生産プロセスの見直し
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
ノースヒルズ溶接工業株式会社
成果価格を現在の半額近くに抑えることを目標に設定した。
| 事業者名 | ノースヒルズ溶接工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 東大阪市 |
| 業種 | 電子部品・デバイス・電子回路製造業 |
| 技術分野 | 切削加工 |
| 従業員数 | 4人 |
| 設立 | 2011年 |
同社は高度な溶接技術を持つ従業員4名の小規模企業で、ステンレスやアルミ、チタンなどの難削材をTIG溶接などで加工し、航空宇宙、エネルギー、半導体、精密機器、防衛関連など品質要求の厳しい業界から評価を受けてきた。アルミ成形ベローズの市場規模は現在3億円ほどとされ、アルミの軽さや放射化の早期減衰といった特性から、ステンレス製品の代替として大きな潜在需要があると見られている。
抱えていた課題
やったこと
大阪府立産業技術総合研究所のレーザー溶接機を使い、薄板による溶接実験を行った。その結果、反射率の高いアルミでも密着性の良い接合ができることが分かり、最適な出力設定や必要な冶具も把握した。続いてこの溶接方法をもとに、既存のレーザー溶接機に電流値や溶接速度などの独自チューニングを施して新工法を確立した。溶接機器の操作とノウハウを約2ヵ月かけて習得することで、熟練溶接工と同性能の溶接が可能になった。
新しい製品・サービス:CFフランジ付きアルミ成形ベローズ
アルミベローズの溶接で新工法を確立し、熟練溶接工と同性能の溶接を施せるようになった。これにより同製品の量産化が実現可能となり、既存の他社製品より低価格で提供できるようになった。今回開発した技術はITER向け機器やガン治療用重粒子線治療器、ロケット部品などへの応用も見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
2011年設立、TIG溶接で航空宇宙や半導体など品質要求の厳しい分野の実績があり、新工法開発は熟練技術依存からの脱却として一貫性が読み取れる。
現在国内1社のみ製造のアルミフランジに着目し、価格を現在の半額近くとする目標と、ステンレス代替の潜在需要が具体的に書かれている。
熟練溶接工に依存する課題を認識し、レーザー溶接ノウハウで量産化と価格半減を目指すとして、課題と解決策が結びついている。
既存他社より低価格で提供できるようになったとあるが、売上や付加価値額の具体的な目標値や賃上げ目標は示されていない。
従業員4名で、熟練溶接工と同性能を2ヵ月で習得できる体制や、納品時の品質テストの徹底が書かれているが、人員計画は薄い。
アルミの軽さや放射化の早期減衰などの特性と、ステンレス製品代替という顧客ニーズを挙げ、選ばれる理由が整理されている。
溶接方法の確立から装置改良、サンプル評価までの段階は書かれているが、今後のスケジュールや中長期の課題解決方法は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
アルミベローズは市場規模約3億円で、同分野で高価格化を狙わず価格半減を目指す点が具体的に書かれている。
ITERや重粒子線治療器、ロケット部品への応用可能性が挙げられ、国内の先端分野への波及は読み取れるが、雇用創出などの定量的記述は薄い。
材料費・既存製造工数を大幅にカットし低コスト化を実現したとあるが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
レーザー溶接機を用いた新工法の確立は生産方法の革新にあたるが、サプライチェーン全体への貢献や新ビジネスモデルは書かれていない。
半導体や航空宇宙、エネルギー分野への応用可能性はうかがえるが、日本経済の構造転換に資するとまでは読み取れない。
東大阪の中小企業として近隣約200社の外注先を活用する地域連携が書かれ、地域の事業としての特徴はある程度読み取れる。
ステンレス製品とほぼ同等の価格で提供できれば、アルミベローズの市場はさらに広がると考えられている。
弊社は、特殊な溶接を得意とし、主にTIG溶接を手掛けてきましたが、今回の補助事業によってYAG溶接での接合も可能となりました。
公式の事例集より(原文のまま)
導入した粉体静電ガンは、粉状の塗料を帯電させて静電気で対象物へ効率良く塗装する設備で、塗装ガンの噴霧で行き届かない場所にも回り込んで付着す…
効果:ブロッキング廃棄塗料 800kg/年→100kg/年
鉄製だったサンドビンをステンレス製に変更し、保水性を高めて安定した砂を貯蔵し造型機へ送れるようにした。
ミリ波ベクトルネットワークアナライザを導入し、ミリ波測域センサーの電子回路部分の電気的特性を測定できるようにした。
効果:2台の試作品を完成させた