ソーター導入による売上・付加価値額の増加
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。
効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日
クリーンクリエイティブ株式会社
成果1回当たりの足数 42足→54足
| 事業者名 | クリーンクリエイティブ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 静岡県 富士宮市 |
| 業種 | 洗濯・理容・美容・浴場業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1990年 |
同社は富士宮市で、精密機械機器製造業に欠かせないクリーンスーツのクリーニングを主たる事業としている。県内有数のクリーンルームを保有し、病院・ホテル等の寝具洗浄から事業を広げたが、その後は選択と集中により現在の事業へ特化した。取引先の大半は医薬品・医療機器、精密機械機器の事業所である。
抱えていた課題
やったこと
ブーツ専用乾燥機をリニューアルし、1度に54足を収容可能な乾燥工程とした。ブーツ専用のラックを導入し、ラック自体にドライヤー機能を持たせ、乾燥機の送風筒から熱が伝わりラック全体を循環する仕組みとした。また、従来機の横幅480mmに対し610mmとサイズアップした汎用性の高い真空包装機を導入し、規格外のサイズや特殊な形状の商品にも負荷をかけない包装を可能にした。新規設備はIoTにより稼働状況をどこからでも把握できる。
| 加工機 | ブーツ専用乾燥機 |
|---|---|
| 加工機 | ブーツ専用ラック(ドライヤー機能付き) |
| 加工機 | 真空包装機 |
乾燥処理能力が大幅に向上し、1回当たりの足数や乾燥速度が改善した。規格外のサイズや特殊な形状の商品にも対応できる包装が可能になり、取扱い範囲が広がった。IoTによる稼働状況の把握も可能になり、既存事業の効率化とともに次のステップへ進む基盤ができた。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
事業の選択と集中を経て現事業に特化したと書かれ、クリーニング特化の経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
県内有数のクリーンルームを保有し、同社にしか実現できないブーツ洗浄の処理能力と書かれており、自社の強みと競争優位が具体的に読み取れる。
1回当たりの足数が42足から54足に増加、乾燥45分/回が20分/回になるなど数字つきで課題と解決策、生産量1.8倍の見込みが示されている。
処理能力は大幅アップ、生産量1.8倍の見込みと書かれるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
体制や人材、事務処理能力についての記述はわずかにうかがえる程度で、具体的には書かれていない。
顧客は医薬品・医療機器等の事業所で、ブーツのクリーニング頻度が半月に1回から1週間に1回へ義務付けられた需要が具体的に書かれている。
新規設備導入と専用ラックの導入という方法は示されるが、スケジュールや中長期の検証内容は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
同業他社では扱いの難しいブーツ等の洗浄に対応と書かれ、高付加価値性がうかがえるが、高価格化の記述は薄い。
顧客の生産現場に直結する事業と書かれ、地域や雇用への波及効果への言及はわずかにうかがえる程度。
処理能力が大幅に向上し生産量1.8倍が見込まれると書かれるが、補助金額に対する費用対効果の数値は示されていない。
ICタグを活用した衛生状態管理サービスやIoTによる稼働状況の把握など、デジタル技術の活用が具体的に書かれている。
公開されている事例からは読み取れません。
富士宮市の地域企業であることは書かれるが、地域の特性を活かした雇用創出や成長への言及は限定的。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は、ICタグを活用した衛生状態管理サービスやIoTサービスの提供を検討し、新たな事業へ舵を取り始めている。
今後は、顧客への付加価値・サービスをより高めていきたい。
公式の事例集より(原文のまま)
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。
効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日
ユニフォームの生産性向上と多種類への対応を目的に、ハンガー搬送システムを含むユニフォームフォルダーを導入した。
効果:ユニフォーム畳み作業の処理能力 60着/時間→500着/時間
スポーツテクノロジーを駆使したピッチングマシンを導入し、ボールの高低を顧客が自由に設定できるようにした。