新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
島根ビール株式会社
成果発酵期間 100従来比%→60従来比%
| 事業者名 | 島根ビール株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 松江市 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1996年 |
島根ビール株式会社は、松江城の堀川沿いに小さな醸造所を構え、社員と矢野学社長の5人で製造・販売を行っている。伝統的なビールの製法をもとに島根の食文化や地域性を反映させたビールを醸造し、全国的に高い評価を受け各種コンクールでの受賞も多い。定番4種類のビールに加え、季節限定や数量限定の商品も開発している。売上は81百万円である。
抱えていた課題
やったこと
従来のタンクに余裕がなく増産できなかったため、細やかな温度管理が可能なビール製造タンク2基を導入した。新タンクは冷却ジャケット付で、冷却部分を上中下の3段で調節できるため、ビールと清酒それぞれの発酵に適した温度を保てるようになった。あわせてブラインタンクを導入し、製造設備を強化した。どぶろくビール「おろち」は、清酒の麹と酵母を使い、ビールの中に島根の酒を再現する製品として2010年から取り組んできたもので、この設備導入により本格的な販売と増産に対応できる体制を整えた。
新しい製品・サービス:どぶろくビール「おろち」の本格販売
新しいタンクの導入により、発酵期間が従来の約6割に短縮され、タンクが増えたことで生産能力が大きく上がる見込みである。工場全体の生産量も約2割増となる。製造スケジュールに余裕ができることで、長期熟成や異なる酒蔵の酒を2タンクで並行して使う製造も可能になる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
「おろち」の開発は2010年からの取組と書かれ、過去の取組との継続性はうかがえるが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
島根の食文化や地域性を反映したビール、各種コンクール受賞歴など強みは書かれるが、市場動向との関係の記述は薄い。
タンク増設で増産できなかった課題を解決し生産量約4倍、工場全体約2割増と見込むなど、課題と効果の関係は読み取れる。
生産量約4倍の見込み、工場全体の生産量約2割増、発酵期間を約6割に短縮するなど数値目標が具体的に示されている。
従業員8名で社員と社長が中心に製造・販売と書かれるのみで、補助事業の遂行体制の詳細は記載がない。
予約完売する人気や定番4種類の商品、「おろち」の特徴など、製品価値と顧客の支持が具体的に書かれている。
製造スケジュールに余裕が生まれ長期熟成や並行製造が可能になると述べられるが、スケジュールや検証方法は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
清酒の麹と酵母を使うどぶろくビールという独自性や、従来の約6倍の発酵期間など、高付加価値の特徴が具体的に書かれている。
島根の食文化や県のPRに役立てるとあり地域性はうかがえるが、経済波及や雇用創出の数値は書かれていない。
生産量約4倍、工場全体約2割増、発酵期間短縮という効果は示されるが、投入額に対する付加価値の数値は書かれていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
島根の食文化や風土を活かし、県のPRや地ビールの知名度向上につなげる地域性の強い事業として具体的に書かれている。
島根ビール株式会社は地ビール「松江ビアへるん」を通して、「しまね」独自の食、文化、風土による幸せをお届けし、関連する全てのみなさまと地元「しまね」の元気に貢献します。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
低温・緩速熟成製塩装置を導入した。
効果:大粒結晶の割合(一つの塩取鍋あたり) 4kg→8kg