部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
P・O・Pカンパニー株式会社
| 事業者名 | P・O・Pカンパニー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 従業員数 | 150人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 2003年 |
P・O・Pカンパニーグループは、小売業・飲食業向けの販促用品(のぼり旗・のれん等)の製造と資材の企画販売を手がけている。のぼり旗業界の市場規模は約300億円で中小企業が多い。同社グループは「食」に関するのぼり旗の数が日本最多規模で、多種多様な自社企画の既製品を揃えている。全国に販売代理店があり、企画から製造、営業までグループ内で一貫して行う体制を持つ。
抱えていた課題
やったこと
レーザーカット機、センサー、インクジェットプリンタを導入し、異形状のぼり旗の量産加工に取り組んだ。イラストレーターで作成したデータを転送してインクジェットプリンタで印刷し、同時に裁断パターンをデータ化したQRコードも印刷する。布を自動搬送してQRコードを読み取り、レーザーカット機で裁断する。布が焦げないための出力調整と、裁断誤差内に収めるため布の伸び縮みを検知する仕組みの構築に時間を要した。平成29年3月から本格稼働を開始した。
新しい製品・サービス:異形状のぼり旗
機械化により異形状のぼり旗の月産数万枚の量産化と小ロットの短納期対応が可能になった。製造工程は印刷から搬送、裁断までほぼ自動化され、手作業より生産性が高まった。異形状の既製品見本をサイトやカタログに掲載し受注に結び付けており、ユーザーの評価は良く受注も徐々に増えている。また、のぼり旗と一緒に部材・横幕等の付随製品も受注できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
既製品と別注品を手作業で製造してきた過去の受注実績があり、その延長で異形状のぼり旗の量産化に取り組んでいる。
全国の販売代理店と企画から製造・営業までの一貫生産体制を強みとし、手作業の高コスト・長納期を機械化で解消して競争力を高める。
手作業による高コスト・長納期を課題として認識し、レーザーカット機等の導入で解決を図る計画になっている。
生産性向上や低コスト・短納期は述べられているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値は示されていない。
平成29年3月から稼働し、企画から製造・営業までをグループ内で担う体制があり、実施の体制は整っている。
食に関するのぼり旗の数が日本最多規模で、大手飲食チェーンやコンビニへの需要拡大を狙い、顧客からの好評も得ている。
完全自動化と生産性向上を今後の目標とし、既製品見本の掲載などの具体的な受注施策も示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
のぼり旗業界は市場規模約300億円で中小企業が多く、異形状の量産化は他社に先駆けた取組で、高水準の差別化を図っている。
大手飲食チェーンやコンビニでの需要拡大に触れているが、経済波及効果や雇用創出についての記述は薄い。
月産数万枚の量産化が可能になり、手作業からの置き換えで生産性が上がると述べられている。費用対効果の数値は示されていない。
インクジェット印刷、QRコードによる裁断指示、布の自動搬送とレーザー裁断を組み合わせ、デジタル技術で工程を自動化している。
手作業からの機械化による製造の高度化は読み取れるが、日本経済の構造転換への寄与は直接述べられていない。
岡山市に本社を置く地域企業だが、地域の特性を活かした地域経済の牽引についての記述は薄い。
製造工程はまだ完全自動化に至っていないため、その実現と生産性の向上が今後の目標。大手の飲食チェーンやコンビニでの採用に向けてアプローチを行い、異形状のぼり旗のシェア拡大を進める。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。