サッシの金型レス生産ラインの構築による短納期化・多品種生産の実現
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
日本バレル工業株式会社
成果不良率は以前と比べて10%程度まで減少
| 事業者名 | 日本バレル工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 広島市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 表面処理 |
| 従業員数 | 50人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1954年 |
当社は自動車、電気器具、建築関連を中心に120社の取引先からめっき処理を受注している。自動車部品や船舶のエンジン・モーターなどの大型部品から安全ピンなどの小型部品まで幅広く対応している。顧客の属する各業界では、部品の被覆膜形成工程が表面保護や意匠性のために重要で、製品の材質・形状・サイズの多様化とコストダウン、環境負荷低減の要請が強まっていた。
抱えていた課題
やったこと
めっき全工程のうち洗浄工程とめっき工程の課題を解決するため、マイクロバブルと超音波を組み合わせた技術と、そのモニタリング・制御技術を導入した。洗浄槽内にマイクロバブルを発生させ、水流でめっき処理品に吹き付けて付着物を吸着・除去する。超音波でマイクロバブルのサイズを小さく均質化し共振させ、より大きなエネルギーを得て、対象物に均一で効果の高い洗浄力を与える。洗浄力を最大化するためマイクロバブルと超音波のモニタリング・制御を行い、洗浄槽により音波の制御を行う。この組み合わせはめっき業界では未確立の技術である。
| 加工機 | マイクロバブル超音波洗浄制御装置 |
|---|
新しい製品・サービス:マイクロバブル超音波洗浄制御装置
洗浄能力が向上し、不良率低減と生産性向上が実現した。特に不良率は以前と比べて10%程度まで減少するなど高い効果が見られた。洗浄時間の短縮や薬品の使用低減により排水処理においても効果が出ている。音波の音圧測定・解析により、対象物の形状や材質によらず高いレベルの洗浄力を維持できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
めっき事業の洗浄工程の課題に対応する取組だが、過去の取組や経営戦略上の位置付けは記載されていない。
顧客の自動車・電気器具・建築関連の要請に触れ、不良率が10%程度まで減ったと記載。外部環境と自社の強みとの関係は具体的には書かれていない。
不良率が10%程度まで減少、洗浄時間短縮や薬品使用低減など、課題と効果が数字つきで整理されている。
洗浄能力向上や不良率低減は書かれているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されていない。
超音波研究所などとの連携継続は書かれているが、社内の人材や事務処理体制は記載されていない。
120社の取引先や自動車・船舶などの大型から小型部品まで対応する旨が書かれ、顧客ニーズはうかがえる。
今後は洗浄工程からめっき工程へ応用する方向性が示されているが、スケジュールや解決方法は具体的でない。
公開されている事例からは読み取れません。
マイクロバブルと超音波の組み合わせは業界で未普及・初の試みと明記され、新規性の高さが具体的に書かれている。
自動車や建築など幅広い業界への波及がうかがえるが、国が補助する理由や雇用創出などの記載はない。
不良率低減や生産性向上は書かれるが、補助金額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
超音波研究所との連携は記載されるが、サプライチェーン全体へのイノベーション貢献までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
広島市の企業であることは書かれるが、地域特性を活かした雇用や地域経済成長への言及はうかがえる程度である。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
超音波研究所などと連携を継続し、洗浄工程だけでなくめっき工程自体にもこの技術を応用して、さらなる品質向上を目指したい。マイクロバブルの当たりやすい所と当たりにくい所をモニタリングし、より高い効果の実現に向けた検証を続けている。
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分