シラス(火山灰)を用いた微小な高強度バルーンの試作開発
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
株式会社東郷
| 事業者名 | 株式会社東郷 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 鹿児島市 |
| 業種 | その他の製造業 |
| 技術分野 | 金型 |
| 従業員数 | 72人 |
| 資本金 | 9,000万円 |
| 設立 | 1985年 |
当社はリードフレーム、コネクター、モーターコア製品が主力製品である。最も要求レベルの高い極細穴内面粗度仕上げ(鏡面化)は、要求精度を満たす設備を保有しておらず外注に頼っていた。外注先との設計確認や仕上り確認、輸送に時間とコストがかかり、短納期や超高精度製品を求める顧客の要望に応えられないケースが多々あった。
抱えていた課題
やったこと
砥粒流動加工機(流体研磨装置)を導入し、高精度プレス金型の雌型極細穴内面を鏡面化する工程の内製化を実現した。データの収集とサンプル品の製作を繰り返し行い、当該加工に必要な条件を確立した。これにより、従来一部外注に頼っていた鏡面化加工を自社内で行えるようになった。
高精度プレス金型の雌型極細穴内面の鏡面化を自社で行えるようになり、内製化が実現した。プレス加工時のカス詰まりが解消され、バリの発生を防止できたことで、金型寿命の延長と金型部品の納期短縮につながった。外注への依存が減ったことで利益率の向上にも寄与し、顧客満足度の向上と新規取引先の開拓にもつながった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
外注に頼っていた鏡面化工程を内製化する方針が、課題認識から導入決定までつながっており、過去からの取組との一貫性が読み取れる。
短納期や超高精度を求める顧客要望に応えられない状況を踏まえ、極細穴鏡面化を内製化して対応力を高めている点が強みとして読み取れる。
外注の設計確認や輸送に時間とコストがかかる課題を特定し、砥粒流動加工機の導入で短納期化と利益率向上を実現する計画になっている。
利益率の向上や顧客満足度の向上は述べられているが、付加価値額や賃上げの具体的な目標値や数字が示されていない。
データ収集やサンプル製作を繰り返して加工条件を確立した実績があり、補助事業を遂行する技術面の体制は確保されている。
極細穴内面の鏡面化という超高精度の要求に応え、顧客の短納期ニーズに対応できる点が選ばれる理由として整理されている。
今後は既存顧客への訴求と、当該工程の単品受注を開始して新規取引先を開拓する方法が示されており、遂行方法は妥当である。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
極細穴内面の高精度鏡面化は要求精度を満たす設備が少ない高水準の加工であり、同分野で高付加価値化を図る取組として読み取れる。
雇用創出や波及効果などの公的補助の積極的理由は記載がなく、顧客満足度や新規取引先開拓が中心で弱い。
公開情報では判断できません。
プレス金型の鏡面化による寿命延長や納期短縮は述べられているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は明確でない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
品質面と納期面が改善され製品の信頼性が大幅に向上したため、既存顧客の満足度をさらに高めるとともに、本事業の成果を積極的に発信して新たな受注につなげていく。砥粒流動加工工程の単品受注を新たに開始し、新規取引先を開拓する予定である。
従来のシラスを膨らませる方法ではなく、シラスを溶融させて球状粒子を製造する新しい製造方法を考案し、確立した。
排熱回収型熱風乾燥炉一式(乾燥炉、制御盤、バーナー)を導入した。
効果:不良率 30%→14%
流動解析ソフトウェアを応用し、要素分割の最適化と演算処理の高速化により、局所部位ごとの収縮率の解析完了までの時間を24時間にすることを目標…
効果:金型の測定時間 8時間→3時間