新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社 シリウス
成果1日の生産数(小型制御盤) 0%増→100%増
| 事業者名 | 有限会社 シリウス |
|---|---|
| 所在地 | 広島県 福山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2002年 |
当社は粉体塗装の利点(傷つきにくく耐候性に優れ錆びにくい、発色がよくデザイン性に優れる、揮発性有機化合物を使わず環境にやさしい)に着目し、オリジナルカラーシステムを開発して建設・デザイン・インテリア業界を中心に顧客開拓を行っていた。建築デザイナー等の関心は高く、需要は眠っている状態だった。
抱えていた課題
やったこと
小型乾燥炉を導入し、既存の大型乾燥炉1台では生じていた待ち時間を解消した。焼付中に別の乾燥炉へ塗装物を搬入できるようになり、通常生産品と試作品の両方の生産量を増やした。目標は1日の生産数を小型制御盤66%増、大型高圧盤50%増、1日のブース塗装稼働率40%増、1週間の試作品開発数300%増とした。東京ビッグサイトの展示会JAPAN SHOPにオリジナルカラーシステム『CYUON』を出展し、粉体塗装のPRに取り組んだ。
| 加工機 | 小型乾燥炉 |
|---|
新しい製品・サービス:粉体塗装のオリジナルカラーシステム『CYUON』
1日の生産数は小型制御盤で100%増、大型高圧盤で50%増となった。ブース塗装稼働率は40%増、1週間の試作品開発数は400%増となり、いずれも目標を上回るか達成した。1度の試作品作成数が5枚から20枚に増え、試作の密度や精度が向上した。小型乾燥炉は少量の試作や小ロットの受注生産を燃料効率よく行えるためコストカットも実現し、生産性の向上で既存客からの受注も増加した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
粉体塗装のオリジナルカラー開発を事業の柱として継続し、建築・デザイン・インテリア業界へ広げる方向が示されている。経営戦略上の位置付けは具体的には書かれていない。
溶剤塗装にない耐候性・発色・環境性を強みとし、建築デザイナーの関心に対し色彩を再現する業者が少ない点を挙げ、競争優位の根拠が示されている。
現状の大型乾燥炉1台による手待ちを課題と特定し、小型乾燥炉の導入で解消する計画と、生産数・稼働率の目標値が示されている。
1日の生産数(小型制御盤66%増)等の数値目標が示され、達成度151%や100%など実績数値も記載されている。
金属加工・塗装・組立を一貫して請け負うノウハウに触れているが、人材や事務処理体制についての記述は見当たらない。
建築・デザイン業界の関心と、期待する色彩を再現する業者がいない需要の存在、試作数増加による顧客獲得が具体的に書かれている。
今後の展望として試作拡大と企画提案の強化が示されているが、スケジュールや課題の解決方法の詳細は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
粉体塗装はインダストリアル以外で認知が低い分野とされ、同分野で高付加価値のオリジナルカラーを提案している点が記載されている。
建築・デザイン業界の需要掘り起こしや業界全体の拡大への期待に触れるが、雇用創出や経済波及の具体的記述はない。
生産量増加と試作数が1週間で300〜400%増えた実績、少量試作を燃料効率よく行いコストカットを実現した点が示されている。
環境にやさしい粉体塗装の普及を挙げるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献についての記述は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
広島県福山市の企業である点は書かれているが、地域特性を活かした雇用や地域成長への言及は具体的ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
試作を増やし、粉体塗装の意匠性・耐候性を生かした付加価値の高いオリジナルカラーの企画開発と提案を強化する。建築デザイナーをはじめ様々な需要の掘り起こしを行い、金属加工・塗装・組立を一貫して請け負うノウハウを生かして顧客への対応力を高め、自社の優位性向上を目指す。粉体塗装の利便性が認知されることで業界全体が拡大・活性化することを期待している。
生産性の向上で、顧客ロイヤリティが向上し、受注増加。多彩な試作品開発と積極的な提案営業で、粉体塗装の高付加価値化を目指す。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
自動機の開発により24時間完全無人化を実現し、休日も含めた連続稼働を可能にした。