回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社山本金属製作所
成果加工リードタイム 100%→50%
| 事業者名 | 株式会社山本金属製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 岡山県 岡山市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 99人 |
| 資本金 | 8,000万円 |
| 設立 | 1989年 |
株式会社山本金属製作所は昭和40年の創業以来、精密加工技術と計測評価技術の2つをコア技術として事業を展開している。精密部品や輸送機器部品の加工を手がけ、計測評価では加工時の工具摩耗や切削抵抗などのモニタリングを行い、取引先の課題解決に取り組んでいる。大阪の2カ所の技術開発センターと岡山の研究開発センターで技術の深層化に力を注いでいる。
抱えていた課題
やったこと
水力発電用ランナ模型の製作を受注し、新たな設備機器を導入して高精度かつ短納期の実現に取り組んだ。細長いホルダーの選定が可能な高性能焼入れ装置を導入し、内部給油装置を加えて潤滑性を高めるとともに切屑の除去にも対応した。高性能CAEソフトの導入により、高効率な高速シミュレーションを可能にした。テストバーとオンマシン形状測定システムを導入し、計測時間の短縮と高精度化を図った。
導入した設備機器を使い水力発電用ランナ模型を製作したところ、高精度化を実現しつつ加工リードタイムを50%削減した。発注側が求めた30%削減を上回る短期化となった。製作を通じて加工シミュレーションと工具の性能評価のデータベースが構築され、三次元形状の加工物の計測技術も向上するなど、多くのノウハウと技術力が蓄積された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業以来の精密加工と計測評価をコア技術とする一貫性は読めるが、経営戦略上の位置付けは事例に明示されていない。
国内の水力発電所200カ所の需要や航空機部品への展開に触れ、強みとして計測評価技術を挙げているが、競争優位の説明は薄い。
課題として工具選択肢の狭さ、ツールパスの精度低下、手作業計測を挙げ、各々に対応する設備を導入した流れが具体的に書かれている。
加工リードタイムを30%削減の要求に対し50%削減を実現したと数字で示され、直径500mmのランナ模型で達成済みと読める。
技術開発センターや研究開発センター、JISQ9100取得に触れるが、補助事業の遂行体制として人材や事務体制は書かれていない。
水力発電用ランナ模型の高精度・短納期というニーズと、国内200カ所の発電所需要が書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
航空機エンジン部品の製作を視野に入れると書かれ、加工シミュレーションのデータベース化も挙げられているが、スケジュールは示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
三次元形状の水力発電用ランナ模型で、高精度加工の水準を高めて高付加価値化を図る取組として具体的に読み取れる。
水力発電や航空宇宙防衛産業への展開がうかがえるが、国が補助する波及効果や雇用創出は明記されていない。
リードタイム50%削減という効果は数字で示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果は書かれていない。
高性能CAEソフトやオンマシン形状測定など、デジタル技術の活用は読めるが、サプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
水力発電から航空機へ発展させるとあり、成長分野への進出がうかがえるが、日本経済の構造転換への言及はない。
岡山の企業として大阪・岡山の拠点に触れるが、地域の特性を活かした雇用創出や地域経済への効果は書かれていない。
国内には大小200カ所の水力発電所があり、今後の大きな需要を見込んでいる。さらに航空機エンジン部品の製作も視野に入れており、航空宇宙防衛産業の品質マネジメントJISQ9100を取得している。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分
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