プラント向け特殊バルブ部品等の生産性向上をもたらす加工技術の高度化
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
成果薬品充填用ノズルの粗取り・粗加工・本加工に要する時間 90分→45分
| 所在地 | 山口県 田布施町 |
|---|---|
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 1人 |
| 設立 | 1996年 |
平成8年に汎用旋盤による受託加工を生業として創業した。現在はドイツ製の高速汎用旋盤2台を含む計4台の汎用旋盤を使い、射出成型機のノズルなどの小型精密部品を製作している。品質や技能を見込まれ、汎用旋盤による仕上げが不可欠な部品の注文も受けており、継続的な受注がある。
抱えていた課題
やったこと
株式会社滝澤鉄工所製のCNC旋盤TAC-360を導入した。ベッド上の振り360mm、横送り台上の振り190mm、心間仕様770mmの機械である。CNC旋盤・自動化システムにより荒加工と本加工を自動化し、既存の汎用旋盤による手作業は仕上げ部分の高度な作業に集中させた。作業を分散させて効率化を図る取組みである。
| 加工機 | CNC旋盤 TAC-360(株式会社滝澤鉄工所製) |
|---|---|
| その他 | 自動化システム(CNC旋盤による荒加工・本加工の自動化) |
設備・システムの導入と作業者の習熟により、粗取り・粗加工と本加工の時間が短縮され、加工効率が約25〜30%向上した。自動化により粗加工と本加工が既存の仕上げ工程と同時進行できるようになり、複数工程の同時進行による生産性向上が見込まれる。最終仕上げ工程に専念できることで製品品質の向上も見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
平成8年創業の汎用旋盤受託加工を続け、腕を見込まれた継続受注があり、CNC導入はその延長線上にあると読み取れる。
品質や技能を見込まれ仕上げ加工の注文を受けているが、市場動向や競合との優位性を分析した記述は見当たらない。
残業や休日出勤では製作量を増やせないという課題を示し、CNC旋盤で荒加工・本加工を自動化して解決を図っている。
加工効率25〜30%向上、薬品充填用ノズルは90分から45分(50%短縮)と数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値はない。
従業員1人で、作業者の習熟に触れるのみで、補助事業を遂行する人材や事務処理体制の具体的な記述はない。
射出成型機のノズルなど小型精密部品を製作し、取引先からの注文や口コミによる単品の引合いがあることが書かれている。
今後の展望で販路拡大を目指すとあるが、中長期の遂行スケジュールや課題の解決方法は具体的に示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
射出成型機用小型精密部品の受託加工だが、分野の普及度や高付加価値化・高価格化の水準は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
作業時間が50%、40%短縮され加工効率も25〜30%向上したと数字で示されるが、投資額に対する効果は書かれていない。
CNC旋盤による自動化は示されるが、先端的なデジタル技術や新事業モデルの記述はなく、イノベーションへの貢献は読み取れない。
公開されている事例からは読み取れません。
田布施町の住所が記載されるのみで、地域特性を活かした付加価値や雇用・地域成長への言及は読み取れない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
従来からの取引先の他に、口コミで単品製作の引合いがあったが製作能力面で対応できなかった案件をフォローし、販路拡大を目指す。
本事業において、独自技術を活用するための機能・剛性を有した機械を選定し導入した。
効果:リードタイム 40分→10分
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分