回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
企業組合うずしお母さんの店
成果炊飯回数 6回/日→3回/日
| 事業者名 | 企業組合うずしお母さんの店 |
|---|---|
| 所在地 | 山口県 柳井市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
当組合は、大畠瀬戸地域で有名な一本釣りの鯛と手作りの橋香酢を使った「鯛寿司」や、地元産の農産物を90%以上使用した「うずしお弁当」のほか、地域の集会や法事、学校行事などの予約弁当を製造している。近年、メディアへの露出やクチコミ等により「鯛寿司」や「予約弁当」の注文が大きく増加している。
抱えていた課題
やったこと
「鯛寿司」の量産体制の確立に向けて、業務用全自動炊飯器、スーパーブレンダー(酢合わせ機・混合機)、業務用冷凍庫を導入した。業務用全自動炊飯器は計量から炊きあがりまでを自動で行い、株やゴミをすばやく除去し、独自の吸水機能により優しい洗米と米割れの低減、正確な水加減で炊き上がりの品質を一定に保つ。スーパーブレンダーはスイッチひとつで「混ぜ」「熱冷却」「シャリ排出」まで全自動で行い、ウルトラスリンク方式(撹拌方式)採用により粘りがなくツヤのある寿司飯を製造できる。既存冷凍庫より大容量の高性能な業務用冷凍庫により食材保管量も増加した。
炊飯と寿司飯製造の自動化により省力化が進み、1日当たり約3倍の製造が可能となって量産体制が確立した。人員配置の見直しにより、配達可能地域を柳井市全域、周防大島町、平生町、田布施町へ拡大できる見込みである。鯛寿司の安定供給で顧客満足度を向上させ、地元食材の使用量増加と雇用拡大による地域活性化を目指す。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
事業開始から10年以上経過し組合員の世代交代が急務とあり、手作りの味を守る方針は読み取れるが、経営戦略上の位置付けは明示されていない。
メディア露出や口コミで鯛寿司・予約弁当の注文が大きく増加したとあり市場動向は読めるが、競争優位性の分析は書かれていない。
注文に対応しきれない課題を認識し、炊飯器2機体制や寿司飯工程の自動化で1日当たり約3倍の製造が可能になったと具体的に書かれている。
1日当たり約3倍の製造が可能になったと数字で示され、炊飯回数の半減など目標の裏付けもあるが、賃上げや付加価値額の目標値は書かれていない。
寿司飯工程は従来2名が担当していたが、人員配置の見直しに触れるのみで、補助事業を遂行する体制や事務処理能力は書かれていない。
地元農水産物90%以上使用、一本釣りの鯛、手作りの味といった価値や顧客ニーズが具体的に書かれている。
配達地域を柳井市全域や周防大島町など拡大する方向は示されているが、導入スケジュールや遂行方法の詳細は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ウルトラスインク方式で粘りのないツヤのある寿司飯を製造可能になったとあり高品質化は読めるが、分野の普及度との比較は書かれていない。
地元食材の使用量増加や雇用拡大、地域活性化への貢献が述べられているが、波及効果の規模は数字で示されていない。
製造量が約3倍になったとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数字は書かれていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
大畠地域の地元食材を活用し、雇用拡大と配達地域の拡大で地域活性化に貢献すると、地域特性を活かした取組が具体的に書かれている。
運送業者との連携により販売可能な地域をさらに拡大させていく予定である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋盤加工技術への設備投資として「CNC普通旋盤」を導入した。
効果:加工可能なパイプ径 170mm→250mm
小型容器の増産に対応するため、ワークの小型化に対応した簡易円周溶接装置を導入した。