回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
| 所在地 | 長崎県 島原市 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 5人 |
| 設立 | 1970年 |
創業以来の味と品質を守ることを重視し、安定的な売上に支えられてきた。主力商品はせんべいで、九州産の小麦粉など素材にこだわり、生地は日々の気温や湿度を見て調整しながら手作業で仕上げている。一方で生産量は需要に追いついておらず、取引先からの増量要請や新規取引に応えきれない状況だった。
抱えていた課題
やったこと
焼成部分のみを行う新型の煎餅焼成機を導入した。焼成の熱効率が大きく向上したことで焼きムラが減り、品質が安定した。手焼きの風味やパリッとした食感も再現でき、満足のいく仕上がりとなった。生産量が増えたため、自動包装機も新たに設備投資した。
新しい製品・サービス:若い世代をターゲットにした新たな商品の開発(今後の計画)
新型焼成機の導入により焼成時間が短縮され、生産量を20%増産できる体制が整った。焼き上がりの品質も安定し、手焼きの風味や食感を保てている。短縮された時間を後継者の育成や新商品の開発に振り向けられるようになった。今後は従来の客層に加えて若い世代へ販路を広げる計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
創業以来の味と昔ながらの品質維持を重視し、新型焼成機で生産量拡大と後継者育成を図る方針が読み取れる。経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
既存取引先からの発注増や新規取引の申し入れに対応できない状況がうかがえるが、競争優位性や市場環境の分析は書かれていない。
生産量が顧客ニーズを満たせない課題を認識し、焼成機導入で生産量を20%増産できる体制を整えたと具体的に書かれている。
生産量を20%増産できる体制が整ったと数字で示されている。賃上げや付加価値額の目標値は書かれていない。
代表者高齢のため後継者である娘夫婦への技術継承に取り組んでいることは読み取れるが、事務処理や体制の詳細は書かれていない。
素材や伝統の味を重視する製品特徴と、若い世代を狙う新商品開発の方針は読み取れるが、顧客ターゲットの裏付けは薄い。
今後は若い世代向けの新商品開発やアイテム数の増加、販売ルート拡大を狙うとあるが、スケジュールや解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
せんべいは一般的な菓子だが、手焼きの風味を機械で再現する点にやや特色がうかがえる程度で、高付加価値化の水準は示されていない。
公開情報では判断できません。
熱効率の向上と焼きムラの減少、時短で後継者育成に時間を充てられる点は読み取れるが、投入額に対する費用対効果の数値はない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
島原市の地元ショウガなど地元素材を活用している点は読み取れるが、地域の雇用創出や経済成長への言及は薄い。
今後は若い世代を狙った新商品の開発に力を入れ、アイテム数を増やして事業拡大と販売ルートの拡大を目指す。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
火入れ機と連結し、熱酒をそのまま自動で充填・打栓する設備一式を導入した。
効果:タンク1本(1,300ℓ)の充填時間 2時間→1.3時間
蒸米工程の旧式の和釜バーナーを、蒸気ボイラーとステンレス製の蒸し器に更新した。
効果:蒸米工程の時間 120分→80分