回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社ニチワ
成果生産量 50個/分→160個/分
| 事業者名 | 株式会社ニチワ |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 日南市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 149人 |
| 資本金 | 3,000万円 |
| 設立 | 1973年 |
自動車業界では国際化が進み、納期・品質・コストへの要求が高まっていた。同社は部品の素材となる鉄を加工する製造を行っており、EVへのシフトも世界的に進んでいた。
抱えていた課題
やったこと
新たな冷間鍛造設備を導入し、既存設備では1分当たり約50個だった生産量を160個に高めた。切断される材料の精度も向上した。金型の寿命を製品ごとにプログラムで管理できるようにし、金型取付後の調整作業はタッチスクリーン式のモニターで行えるようにした。
新たな冷間鍛造設備の導入により、生産量は1分当たり約50個から160個へと大きく向上した。切断される材料の精度も上がり、金型の持ちも良くなった。金型とその寿命をプログラムで管理できるようになり、以前の担当者による記録管理から改善された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
今後の展望としてEVシフトへの対応と自動車以外の分野への参入を挙げており、事業方針の方向性は読み取れるが経営戦略上の位置付けは具体的でない。
自動車業界の国際化で納期・品質・コストへの要求が高まったことを外部環境として挙げているが、自社の強みや競争優位の記述は薄い。
生産性が限界に達していた課題を挙げ、新設備導入で1分当たり約50個から160個へ生産量が向上したと具体的に示している。
生産量が1分当たり約50個から160個に向上した実績は数字で示されているが、賃上げや付加価値の目標値は書かれていない。
金型寿命を担当者の記録からプログラム管理に移したとあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の記述はない。
自動車業界のEVシフトへの対応を掲げ、顧客の要求として納期・品質・コストを挙げているが、ターゲットの具体性は薄い。
EV対応を先行させ、この機械を使って自動車以外の分野にも挑戦する方針を述べているが、スケジュールや解決方法は書かれていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
自動車部品製造の分野で一般的な普及度に関する記述はなく、高付加価値化を示す記載もわずかにうかがえる程度である。
EVシフトや自動車以外への参入に触れているが、経済波及効果や雇用創出についての記述はない。
生産量が約3倍になり金型の持ちも向上したと書かれているが、補助金投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
金型とその寿命をプログラムで管理し、調整作業をタッチスクリーン式モニターで行えるようにしたと具体的に書かれている。
EVシフトへの対応は述べられているが、日本経済の構造転換に資するという観点の記述はない。
所在地として宮崎県日南市が示されているのみで、地域の特性を活かした付加価値や雇用創出の記述はない。
自動車業界のEVシフトに対応していくととも, この機械を活用して自動車以外の分野への参入にも挑戦する考えである。
例えば、5つの工程が必要なところを新たなアイデアで4工程に短縮するなど、ずっと理想を追い続けていけるのがものづくりの面白いところです。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
納品物量の増加に対応するため組み立て式冷蔵庫を導入し、納品収納に余裕を持たせるとともに、物の定位置化により物を探す時間を省いた。
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PDFを基軸に複雑な演算処理を直接行える製版用高性能演算システム「EQUIOS-PTR」を導入し、処理速度と精度を向上させて高品質化と短納…
効果:処理時間 60分→5分