回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社内野ケルン
成果加工精度保証 2ミクロン→1ミクロン
| 事業者名 | 株式会社内野ケルン |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 出水市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 39人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1982年 |
昭和57年4月に川内原子力発電所の建設用フライス加工からスタートし、MC・NCフライスによる精密加工を専門として事業を行ってきた。近年は金型パーツ加工やメンテナンスにも力を入れている。フイルム式カメラからデジタルカメラへの移行やウエアラブル式カメラの登場により、短納期で高精度な部品加工の技術が求められるようになった。
抱えていた課題
やったこと
高い精度要求に応えるため、新型の超精密ワイヤーカット加工機を導入した。導入した機械は1ミクロン保証の超高精度加工機で、プリント基板のデジタルカメラ向け金型の加工精度を高めることを目指した。従来のフライス、旋盤では加工できない複雑で高精度な部品の加工が行える最先端の加工機である。
| 加工機 | 超精密ワイヤーカット加工機 |
|---|
導入した超精密ワイヤーカット加工機により、加工精度が格段に向上し、1ミクロン保証の高精度加工に対応できるようになった。大幅な作業時間の短縮も可能となり、加工時間と加工効率が改善された。これまで製作を断念していた製品も、同業他社が加工できない製品を当社の技術と最先端設備の組み合わせで取り込めると見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1982年創業から精密加工専門としてフライス・NC加工を続けてきた経緯が書かれ、金型加工への拡大も示されている。
既存設備では精密加工ができず製作を断念していたと課題が示され、同業他社が加工できない製品に対応できる強みが書かれている。
加工時間短縮と2ミクロン保証から1ミクロン保証への精度向上という課題認識と解決策が書かれているが、数値目標や売上への結びつきは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
従業員39名の規模と精密加工の実績は書かれているが、補助事業を遂行する体制の具体的な記述は少ない。
プリント基板の金型向け高精度加工というターゲットと、お客様から好評を得ている点は書かれているが、ニーズの裏付けは薄い。
導入機械による効果は書かれているが、事業化に向けた遂行スケジュールや中長期の検証内容は記載されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
1ミクロン保証の超高精度加工で同業他社が対応できない領域を狙う点は読み取れるが、市場の普及度に関する記述は薄い。
デジタルカメラや金型の精密加工という分野は読み取れるが、雇用創出や波及効果の記述は少ない。
導入による加工時間の短縮や作業時間の大幅削減は書かれているが、補助金額に対する付加価値増加の数値は示されていない。
最先端の超精密ワイヤーカット加工機の導入は書かれているが、デジタル技術によるサプライチェーン全体への貢献は記載されていない。
デジタルカメラやウエアラブルカメラの普及に伴う高精度部品の需要増加がうかがえるが、構造転換への言及はない。
出水市の企業で地域社会への貢献を基本理念とすると書かれているが、地域の特性を活かした付加価値創出の記述は乏しい。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%