画像式異物除去装置・殺菌機導入による品質向上と販路拡大
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
株式会社下園薩男商店
成果処理量 1倍→3倍
| 事業者名 | 株式会社下園薩男商店 |
|---|---|
| 所在地 | 鹿児島県 阿久根市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 84人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1939年 |
昭和14年に創業し、東シナ海の黒潮の荒波に育まれた海の幸を原料に、丸干しを主とした塩干魚の製造を生業としてきた。現在は丸干し加工のほか、サバ、アジの開き干しや味醂干しも製造し、ノルウェーやカナダ等の原料を使ったからふとししゃも、サバ製品も製造している。平成25年に丸干しのオイル漬け商品「旅する丸干し」の販売を開始し、日本全国の量販店へ出荷している。
抱えていた課題
やったこと
機械装置の導入により生産性が大幅に向上した。煮沸器は処理量が3倍になり、スチームコンベクションと真空包装機を導入した。これにより当社の技術・ノウハウを基に高付加価値商品の生産工程プロセスを改善し、取引先・新規顧客の需要に応える量産化を行うための生産体制を確立した。
| 加工機 | 処理量3倍の煮沸器 |
|---|---|
| 加工機 | スチームコンベクション |
| 加工機 | 真空包装機 |
新しい製品・サービス:「旅する丸干し」(丸干しをオイル漬けにした商品)、焼きえびをベースとしたパスタソース「旅する焼エビ」
機械装置の導入により生産性が大幅に向上し、取引先や新規顧客の需要に応える量産体制が確立された。生産効率が改善されたことで販路の拡大や新商品の製造に取り組めるようになり、今後はネット販売や自社店舗でのギフト事業を強化し直販の割合を増やしたいと考えている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
創業昭和14年の丸干し製造を基に「旅する丸干し」「旅する焼エビ」へ展開し、従来事業との連続性は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
天皇杯受賞や注目を浴びた点、日本全国の量販店へ出荷している点から強みはうかがえるが、市場動向や競合との比較の記述は乏しい。
既存設備では需要に対応できない課題を認識し、本格的な設備投資で量産体制を整え、製品の高付加価値化を図ると具体的に書かれている。
付加価値額や賃上げの目標数値は書かれておらず、高付加価値化の目標の実現可能性を示す具体的記述は少ない。
平成25年の取得後の工程改善、平成27年のJUSE-HACCP取得など運営実績はあるが、人材や事務体制の記述は薄い。
旅する丸干しのオイル漬け、焼エビパスタソースといった商品の特徴と天皇杯受賞は読み取れるが、顧客ターゲットの整理は薄い。
生産工程プロセスの改善、販路拡大、ネット販売や直販比率増加の方針は書かれているが、スケジュールや解決方法は不明確。
公開されている事例からは読み取れません。
丸干しのオイル漬けという特殊加工品で、天皇杯受賞や注目を浴びた点から同分野で高付加価値化を図っていることが読み取れる。
阿久根の特産品うるめいわしを扱う点は地域性がうかがえるが、波及効果や雇用創出への言及は明確ではない。
公開されている事例からは読み取れません。
JUSE-HACCP取得や生産工程の改善は読み取れるが、先端デジタル技術や新ビジネスモデルの記述は見当たらない。
公開されている事例からは読み取れません。
阿久根の特産品を活かした商品開発と天皇杯受賞が示されており、地域の特性を活かした高付加価値事業とうかがえるが、雇用や経済成長の具体的数値は無い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新しい機器を使い生産効率を良くする手順を改善しながら、付加価値のついた自社商品を増やし、ネット販売や自社店舗でのギフト事業の強化、直販の割合を増やしていく。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%