回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
新札幌乳業株式会社
| 事業者名 | 新札幌乳業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 札幌市厚別区 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1989年 |
同社は1953年に酪農家が集まって設立された組合を前身とし、平成の初めに新札幌乳業として再出発した。「小林牧場物語」シリーズなどの人気商品を育ててきた。近年は北海道ブランドの人気が高まり、飲料・料理・パン・菓子などの加工原料として業務用牛乳の需要が飛躍的に伸びている。
抱えていた課題
やったこと
全自動充填・梱包機器を導入し、無菌充填包装ラインを実現した。これにより生産効率が上がり、高度清浄区域での生産も可能になった。その結果、品質も大幅に向上した。
無菌充填包装ラインの実現により生産効率が向上し、高度清浄区域での生産が可能になって品質も大幅に向上した。今後さらなる業務用需要の伸びを見込んでいる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1953年創業の酪農家組合から続く事業で、生産者目線の理念を守りつつ業務用需要への対応を課題として取り組んでいる。
北海道ブランドの人気上昇と業務用需要の高まりを捉え、全自動充填機で10kg業務用小袋の生産力を補う計画で、自社の牛乳品質も強みとして示されている。
業務用小袋の生産が追いつかず機会損失が出ている課題を明示し、設備導入で生産効率を上げて解消する方向が示されている。
需要の伸びを見込むとあるが、付加価値額や賃上げにつながる具体的な目標数値は記載がなく、実現可能性は判断しにくい。
既存の商品開発や他社とのコラボ展開を続けている実績があり、設備導入を遂行する事業運営の基盤は読み取れる。
ノンホモ牛乳の85度30分低温殺菌や固形分の多さ、道産素材の品質が特長として示され、業務用の需要という顧客ニーズとも結びついている。
無菌充填包装ラインの実現は述べられているが、導入スケジュールや遂行方法、課題の解決策の具体的な記述は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
無菌充填包装や高度清浄区域での生産を実現し、品質向上で同分野の中で高付加価値化を図る内容となっている。
北海道の一次産業の素材を二次・三次産業へ広げ、各社とのコラボで地域の食の発信につなげる取組が地域経済への波及として読み取れる。
公開情報では判断できません。
各種メーカーとのコラボによる商品開発は触れられているが、デジタル技術や新ビジネスモデルによるサプライチェーンの革新までは読み取りにくい。
北海道ブランドの人気上昇に乗る業務用需要への対応は述べられているが、成長分野への進出による構造転換への言及は弱い。
北海道産の生乳や小林牧場の循環型酪農を活かし、道産素材を使った商品をコラボで展開して地域の食の魅力を発信している。
業務用牛乳のさらなる需要の伸びを見込んでいる。
道産の新鮮な素材を一次産業で終わらせず、二次、三次産業へと広げていきたい。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。
効果:試作品の加工時間 320分→260分