高精度ドリルマシン導入による生産力・品質強化
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
株式会社北陸サーマル
成果作図ミス率 15%→8%
| 事業者名 | 株式会社北陸サーマル |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 敦賀市 |
| 業種 | 設備工事業 |
| 技術分野 | 情報処理,精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 2,000万円 |
| 設立 | 1969年 |
大型施設の配管工事では、事故のリスクと人手不足の観点から溶接済みプレハブ加工管の需要が増加している。北陸サーマルはプレハブ加工管の設計・製作・販売を一貫して行ってきた。一方で二次元CADによる図面作成は手作業が中心で、寸法計測や入力ミスが多発していた。
抱えていた課題
やったこと
配管専用の三次元CADを導入し、これまで手作業で行っていた寸法の計測・入力や断面図の作成を行えるようにした。加工寸法入力を自動化し、配管図と連動した高精度な部材製作図を作成できるようにした。同社の特徴であるフレア加工のプレハブ加工管の見積に対応する見積ソフト「見積もりくんdee」を同社仕様にカスタマイズし、三次元データと連動させた。見積ソフトは図面データと連携して自動見積を作成し、配管数量のメーター算出業務や各項目の単価調査業務を省略できるようにした。見積作成者全員が同ソフトを使用する体制とした。
三次元CADと自動見積ソフトの導入により、人的ミスが減少し、高精度な部材製作図の作成と見積作成の精度向上に成功した。作図ミスは15%から8%へ減り、見積業務日数も7日から4日へ短縮された。品質の向上とスピード見積により受注の拡大につながり、商品の早期納入と品質の安定も実現した。見積に費やしていた時間を営業活動に振り向けることで、高い付加価値と事業分野拡大の可能性も得られた。
新事業進出・ものづくり補助金
既存のプレハブ加工管の設計・製作・販売一貫体制を基に、三次元CADと見積システムを導入して業務効率化を図っており、過去の取組との連続性がある。
県内で同社だけが持つ「フレア加工」の優位性を挙げ、技術力・人材力で他社と差別化し県内シェア拡大を目指すと明記している。
図面の作図ミスが15%から8%に減少、見積業務日数が7日から4日に短縮と課題に対する効果が数字で示されている。
見積業務日数7日から4日への短縮など、生産性向上の方向性は示されているが付加価値額や賃上げの目標値は見当たらない。
見積作成者全員が同ソフトを使用する体制や若年層の教育、新規雇用に言及しており、遂行体制は一定程度整っている。
溶接済みプレハブ加工管の需要増(事故リスク・人手不足)を背景に、フレア加工の優位性を訴求しており、ニーズと選ばれる理由が整理されている。
水管橋の加工製作やライニング被覆加工、非破壊検査など新市場参入を見据えると述べるが、スケジュールや遂行方法の具体性は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
県内では同社だけが持つフレア加工プレハブ管を扱い、高付加価値・差別化された分野で事業を展開している。
水管橋やライニング被覆などの新市場参入を見据えており、地域の大型施設の配管工事の安全・人手不足対応に寄与する。
公開情報では判断できません。
三次元CADと配管図を連動させた部材製作図作成や自動見積ソフトの導入で、業務のデジタル化を進めている。
公開情報では判断できません。
地域の大型施設の配管工事需要に応え、県内での事業展開と雇用・技術者育成に取り組んでいる点が地域貢献として読み取れる。
水管橋の加工製作やライニング被覆加工、既設配管の非破壊検査など、新市場への参入も見据えている。
高知県内初となる最新機種のNCオートドリルマシン「DNFⅡ1050」を導入した。
効果:孔明け時間(1部材あたり) 890秒→390秒
溶接工程にロボットを導入した。
効果:技術工が行う溶接作業量 100%→30%
「折る」工程にハゼ折り機ボタンパンチスナップロックを導入し、従来設備より5倍以上の能率で美しく堅牢に騒音なく仕上げられるようにした。
効果:折り加工の能率 1倍→5倍