回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
愛星パック株式会社
成果小型貼箱ラインは日産約1万2000個を誇る。
| 事業者名 | 愛星パック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 一宮市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | デザイン |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1993年 |
愛星パックは貼箱を専門とする紙器メーカーで、主に菓子、雑貨、小型家電の贈答品用や記念品用など高級な貼箱を手がけている。貼箱はニッチ市場だが、ここ10年ほどバレンタイン商戦が急激に過熱し、年末にも大きく需要が伸びる傾向が続いている。
抱えていた課題
やったこと
平成28年度補正革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金を使い、S型全自動貼箱機を導入した。ラインでは貼紙を箱に貼る形状にカットして送り、貼紙に糊を塗布し、箱を補強のためにテープ留めする。その後、糊を塗布した貼紙上の定位置へテープ留め済みの箱を置く位置合わせ工程を、三つの光センサーで距離を測定して自動で行う。最後に貼紙を箱の内側へ折り込んでラッピングし、検品工程へ移る。
| 加工機 | S型全自動貼箱機 |
|---|
新しい製品・サービス:別途導入した機械を活用して開発した「iPhoneの箱のような貼箱」「iBox(アイボックス)」(商標登録申請中)で、シャープな角、高級感のある硬さ、フラットな面、貼紙のエンドが見えない点など、貼箱らしくない高級ケースのような仕上がりとなっている。平成30年10月の東京国際包装展「TOKYO PACK 2018」で初披露された。
機械導入により小型貼箱製造の全自動化が実現し、生産スピードが格段にアップした。従来14日ほどかかっていた内容の受注を3日以内でこなせるようになり、納期も正確に読めるため大ロットにも挑戦できるようになった。位置ずれや糊汚れがなくなり、不良はほぼゼロになって検品の負担も軽減した。導入から2年間、年末の残業は1日90分程度で、繁忙期も落ち着いて乗り越えられている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
記事では自動貼箱機導入の経緯として、バレンタイン・年末需要の伸長と小型貼箱製造の弱みが示されるが、過去の取組との一貫性は具体的に読み取れない。
バレンタイン商戦の拡大に対し、高品質な小型貼箱を短納期で大量に作れる体制が強みとして示され、日産約1万2000個の数字もある。
手作業の位置合わせが課題とされ、従来14日程度の納期が3日以内に短縮、不良ほぼゼロ、日産約1万2000個と数字で効果が示されている。
導入後の日産約1万2000個、3日以内納品、平成30年に100万個超の大型受注獲得など、実績ベースの数値が示されている。
担当部長の関与や年末残業が1日90分程度と書かれるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の具体的な記述は乏しい。
バレンタイン需要の拡大を背景に、高級感のある貼箱を短納期で作る顧客ニーズへの対応と、製品の特徴が具体的に書かれている。
新製品iBoxの拡販や品質進化に触れるが、中長期の遂行方法やスケジュール、課題解決の方法までは書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
貼箱はニッチ市場とされ、高級感のある小型貼箱を手がける点は示されるが、高付加価値化の水準は数値で示されていない。
バレンタイン需要の伸長に言及するが、地域経済波及や雇用創出など国が補助する積極的理由は書かれていない。
導入後の生産スピード向上や納期短縮は示されるが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果は書かれていない。
自動化による生産工程の変革は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
地域の特性を活かした事業であることは一宮市の所在地からうかがえるが、地域経済の牽引を示す記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
新製品の拡販に取り組むほか、顧客の要望が高い新製品開発に意欲的で、今後も新しい時代の新しいモノづくりを切り拓くため知恵を絞り続けるとしている。
同じ結果なら、なるべく苦労せず良いモノを作れる道を採るべき。令和という新しい時代を迎え、単純に苦労すれば良い結果が生まれるという古い考えを革新したい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
造作材のプレカット化と邸別発送化に対応するため、自動クロスカット機RCVH60S-310Λ型を導入した。
効果:枠材カット工程で従来工法に比べ加工時間を68.8%短縮
平成25年度補正中小企業・小規模事業者ものづくり・商業・サービス革新事業を利用し、三菱電機製のファイバーレーザー加工機を導入して内製化の徹…
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