回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社山文
成果一人当たり生産量 50個→10,000個
| 事業者名 | 株式会社山文 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 吉野川市 |
| 業種 | パルプ・紙・紙加工品製造業 |
| 技術分野 | 立体造形 |
| 従業員数 | 20人 |
| 資本金 | 2,150万円 |
| 設立 | 1984年 |
当社の貼り箱(化粧箱)は技術、品質、デザインクオリティが高く、業界で高い評価を得ている。包装の多様化ニーズにより紙製貼り箱の需要が大幅に増加している。特にデザイン性の高い高品質な貼り箱はほとんど手作業となっていた。今後需要の高いギフト業界や食料品業界の動きも見込まれている。
抱えていた課題
やったこと
手作業中心だった変形貼り箱やデザイナー貼り箱の製造を自動化するため、全自動貼り箱製造機を導入した。機械導入後の試運転で調整と操作教育を行い、機械内に設置する木型の形状や配列を研究・検討した。機械オペレーションの繰り返し試行を行い、男性スタッフを3名増員してオペレーターに貼り箱の基礎教育を実施した。
| 加工機 | 全自動貼り箱製造機 |
|---|
新しい製品・サービス:テーパーBOXなどの貼り箱製品
全自動貼り箱製造機の導入により、一人当たりの生産能力が大幅に向上した。手貼りラインで2〜4人必要だった人手が1人で賄えるようになり、人手をデザイナーとのコラボ商品や変形箱などの手づくりの部分に集中できるようになった。品質、価格、納期の改善により、展示会やPR活動で紹介してきた顧客からの受注が期待でき、ギフト業界や食品業界での売上拡大も見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
貼り箱の需要増加と手作業依存という課題は読み取れるが、過去の取組との一貫性や経営戦略上の位置付けは具体的に書かれていない。
技術・品質・デザインの評価が高いことや、ギフト・食料品業界の需要に言及しており、強みと外部環境の関係が読み取れる。
手作業による生産能力不足を課題とし、全自動化で一人当たり生産量を50〜250個から10,000個へ向上させる事業内容が示されている。
一人当たり生産量を50〜250個から10,000個へ、さらに20,000個まで向上できる見込みと、5年間で売上比率57%の目標が数値で示されている。
男性スタッフ3名の増員やオペレーター教育の実施は書かれているが、事務処理能力や遂行体制の詳細は読み取れない。
デザイナーとのコラボ商品や変形箱など製品の特徴は書かれているが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは具体性が薄い。
試運転調整、木型研究、試行などの実施内容は列挙されているが、スケジュールや課題解決の方法の詳細は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
手作業中心の複雑な貼り箱を自動化し高品質化する点は読み取れるが、市場での普及度や高価格化の水準は具体的に書かれていない。
ギフト・食料品業界への売上拡大が期待されるとあるが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
生産量が大幅に向上した数値は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果は書かれていない。
全自動貼り箱製造機の導入は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献についての記載はわずかにうかがえる程度。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県吉野川市に所在することは読めるが、地域特性を活かした雇用創出や地域経済成長への言及は明確ではない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
設備導入による改善効果で展示会やPR活動で紹介してきた顧客からの受注が期待できる。今後5年間で貼り箱関連製品での売上を全体の57%まで向上させる計画である。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名