高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
池月酒造株式会社
成果洗米時間 3時間→1時間
| 事業者名 | 池月酒造株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 邑南町 |
| 業種 | 飲料・たばこ・飼料製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 従業員数 | 6人 |
| 資本金 | 1億円 |
| 設立 | 1903年 |
池月酒造は中国山地の湧き水を仕込み水に使い、地元の契約農家が作る酒米で清酒を造っている。大学卒業後に戻った4代目の未田誠一社長が2008年以降、地元産の酒米を使う造りにこだわってきた。首都圏を中心に純米酒の受注が伸び、約10年間で生産量が大幅に増加し、現在は純米酒と純米吟醸酒が醸造量全体の約7割を占める。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では、瓶燗機を導入し、酒を詰めた瓶を水を張った釜に並べて水温を徐々に上げる方式で加熱殺菌を行えるようにした。加熱後は急冷却も可能になり、香りが失われずすっきりとなめらかな味わいに仕上がるようになった。あわせてジェット気泡で米を洗えるステンレス製の洗米システムを導入し、糠や白水を素早く分離させて上質な蒸米に仕上げられるようにした。麹づくりと木槽での搾りは引き続き手作業で行っている。
瓶燗機による加熱殺菌で香りが保たれ、すっきりとなめらかな味わいの酒に仕上がるようになった。洗米時間が大幅に短縮され、生産性が著しく向上した。品質向上により2020年には島根県新酒品評会の吟醸酒部門と純米酒部門、出実杜氏自醸清酒品評会で最優秀賞を受賞した。売上も新型コロナ禍前より伸びる勢いだという。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
地元契約農家の酒米を使う造りへのこだわりと、2008年以降の蔵元杜氏としての取組が一貫して書かれているが、経営戦略上の位置付けは明記されていない。
純米酒の受注増や全国のファンという需要動向と、超軟水の仕込み水・地元酒米という強みが書かれているが、競争優位の分析は具体的でない。
洗米時間短縮や品質向上という改善は書かれているが、課題認識と高付加価値化につなげる事業計画の中身は読み取れない。
洗米時間が約3時間から1時間に短縮と数字はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
社長が蔵元杜氏として造りを統括している様子はうかがえるが、従業員6名の体制や事務処理能力の記述は乏しい。
超軟水の仕込み水や地元産酒米、テロワールという価値は具体的だが、顧客ターゲットやニーズの裏付けは書かれていない。
導入設備の効果は述べられているが、中長期の課題検証や遂行スケジュール、解決方法の記述はない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
純米酒と純米吟醸酒が全体の約7割を占めるなど高付加価値の特定名称酒だが、同分野での相対的水準は示されていない。
地元酒米の利用で地域の経済力アップにつながると述べられているが、波及効果の規模や雇用創出の数字はない。
洗米時間が3分の1に短縮されたとあるが、補助金投入額に対する付加価値増加や費用対効果の数字はない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
地域の酒米と湧き水を活かし、中国山地の地域経済発展を掲げる点は読み取れるが、雇用や成長への定量的効果は示されていない。
造り手にできることは美味しいものを生み出すことであり、小売店に売りたいと思ってもらえるような酒を造っていきたい。
造り手にできることは美味しいものを生み出すこと。小売店に売りたいと思ってもらえるような酒を造っていきたい
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
多関節ロボットと次世代成型機を組み合わせ、インサート成型の全自動化や2材料成型などを実現した。
効果:加工時間 420s/サイクル→38.5s/サイクル