部品加工の精度向上と高効率化による競争力強化のための設備導入
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
株式会社松井島根ファクトリー
成果裁断工程の生産能力が50パーセント程度アップした。
| 事業者名 | 株式会社松井島根ファクトリー |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 出雲市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 材料製造プロセス |
| 従業員数 | 90人 |
| 資本金 | 9,500万円 |
| 設立 | 2008年 |
株式会社松井島根ファクトリーは、国内有数の大手アパレルメーカーのプロダクションパートナーとして、有名ブランドのジャケットやコートを一貫製造している。生産能力は1日ジャケットで250〜300着、コートで150着である。国内のアパレル生産比率は1990年代から低下し、2017年には金額ベースで2.4パーセントまで落ち込んだ。多くの国内メーカーが生産を海外に移転したためである。
抱えていた課題
やったこと
自動裁断機・自動延反機を導入し、生産ラインと結んで本格稼働させた。設置後、調整やテストを繰り返し、2019年4月から生産ラインと結んで本格稼働した。裁断工程の生産能力が50パーセント程度アップし、受注量に対応できる増産体制が整った。裁断から延反までを自動で行うため、精度と効率が大幅に向上した。
自動裁断機と自動延反機の導入により、ボトルネックだった裁断工程の生産能力が大きく上がり、受注量に応じた増産体制が整った。裁断と延反が自動化されたことで精度と効率が大幅に向上し、作業員に余力が生まれた。その余力を活かして単価の高い少量多品種生産に注力でき、1日の対応品番数は5品番から10品番程度に増えた。
新事業進出・ものづくり補助金
地元に根ざす方針のもと出雲市に進出し、大手メーカーのパートナーとして一貫製造を続けてきた経緯があり、一貫性が読み取れる。
品質へのこだわりとメーカー要望への柔軟対応で信頼を築いたことを強みとし、少量多品種対応で新たな販路を開拓する点が優位性として書かれている。
国内生産率が2017年に2.4%まで落ち込んだ課題を示し、ボトルネック工程の生産能力を50%向上させ、1日5品番から10品番対応へ高付加価値化を図っている。
ボトルネック工程の生産能力50%向上と品番数の倍増という目標を示しており、設備導入による実現の見込みが記述されている。
既存の製造体制と従業員の大半が地元採用者であることに触れ、設備導入後の生産ライン稼働まで段階的に進めた経緯がある。
2019年2月にブレザー型の付加価値の高い学生服を受注した実績があり、少量多品種対応のニーズを掴んでいる点が裏付けになる。
設備の据付け、調整、テストを繰り返し、2019年4月から生産ラインと結んで本格稼働した経緯が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ブランド品のジャケットやコートを主に製造し、少量多品種で付加価値の高い学生服を手掛けている点で高付加価値化を図っている。
国内生産率が2.4%まで落ち込んだ中で国内回帰を進め、地元雇用の大半を占める従業員の雇用を支えており、国内生産基盤の維持に意義がある。
生産能力50%向上と品番数の倍増により、部隊に余力が生まれ単価の高い少量多品種生産に注力できる点が費用対効果として読み取れる。
自動裁断機と自動延反機を導入し生産ラインと連動させて工程を自動化しており、製造現場の効率化に貢献する。今後の3D-CAD導入も示されている。
国内回帰の方向性は示されているが、成長分野への進出や日本経済の構造転換への言及は薄い。
島根県出雲市の地元に根ざし、従業員の大半が地元採用者で地域の雇用を生み、売上270百万円の事業を地域で展開している。
ブレザー型の付加価値の高い学生服を受注した。今後も少量多品種生産への対応力を活かしてニーズをすくい上げ、3D-CADを導入してメーカーとのパートナーシップを強めていく考えである。
既存の旧型マシニングセンタ2台(B・C)を入れ替え、新型マシニングセンタを2台導入した。
効果:取付工具数 30本→120本
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。