回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
フソー化成株式会社
成果最大スピード 400m/分→500m/分
| 事業者名 | フソー化成株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 高知県 高岡郡日高村 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 47人 |
| 資本金 | 500万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は60年続くグラビア印刷の会社で、ベビー用紙おむつのバックシートに使う極薄の梨地エンボスポリエチレンフィルムへの印刷を行っている。グラビア印刷はテンションや熱による収縮が大きく制御が難しく、職人のスキルを要する高難度の印刷である。紙おむつの需要は伸びており、特に大人用紙おむつや海外需要が拡大している。
抱えていた課題
やったこと
高性能スリッターワインダー(片岡機械製作所製、SL-KE80、2軸2段巻き取り型)を導入した。最大スピードは500m/分で、可動式カッター刃により様々なサイズ幅にカットできる。バックシート専用機とし、従来機をサブとして使うことで段取り替えの時間を大きく削減した。テンションの変動が少なく均一に巻き取れ、やわらかく伸びやすい素材のカットに優れる。
| 加工機 | 2軸2段巻き取り型スリッターワインダー SL-KE80 |
|---|
導入したスリッターにより、テンションを均一に保ちながら高速でカットできるようになり、作業効率が飛躍的に向上した。巻き途中のテンション変動が少なく製品の品質が向上し、取引先の生産ラインの不具合やクレームもなくなって信頼を得た。段取り替えの時間も大きく削減された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
過去にグラビア印刷の技術力が評価され受注に至ったと記載があり、紙おむつ需要増に応じたスリッター増設が位置付けられている。
紙おむつ使用期間の長期化や大人用需要の伸びなど市場変化を踏まえ、極薄梨地フィルム対応の技術力を強みとして示している。
スリット能力不足で機会損失が生じ、年間3%の不良品とクレームが課題と明示され、新スリッターで解決する計画になっている。
最大スピードが400m/分から500m/分になることと、5年後にバックシート売上を導入時の2倍にする目標が数字で示されている。
47名の従業員数と既存スリッター3台の保有は読み取れるが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的な記述は薄い。
ベビー用紙おむつバックシート向けに、通気性を確保する極薄梨地エンボスフィルムへの対応という製品価値と顧客ニーズが示されている。
段取り替え時間の削減や従来機のサブ利用など運用方法は示されているが、スケジュールや中長期の検証内容は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
バックシートの市場シェアは1.2%程度で潜在的マーケットは膨大とされ、同分野で高水準の技術を持つ点がうかがえる。
紙おむつ市場の拡大や海外需要の伸びに触れているが、波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は示されていない。
最大スピードが約1.25倍になり作業効率が飛躍的に向上したとあるが、補助金額に対する付加価値額の数値は書かれていない。
テンション制御に秀でた高性能スリッターの導入は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーン全体への貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
高知県日高村の事業者であることは読み取れるが、地域の経済成長や雇用創出への牽引について具体的な記述はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
紙おむつ市場は拡大傾向にあり、当社のバックシートのシェアは1.2%程度で潜在的なマーケットは大きいと考えている。5年後にはバックシートの売上をスリッター導入時の2倍にすることを目指す。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大日メタックス㈱にて、機械本体の納品前に制御ソフトと加工プログラムをインストールし、試験加工を行って検査した。
効果:製造工程数 12工程→8工程
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。