ものづくり補助金平成28年度建設業長崎県

生産性向上に加え「ヘリ無し畳、防炎畳の新規販路拡大」の実現

株式会社勝手

この事例のポイント

  • へり無し畳や防炎畳は製作に高い技術力が必要で、作業効率が悪かった。
  • 全自動両槍裁断機を導入し、畳床を裁断する作業を自動化した。
  • へり無し畳の製作一連の作業がスピーディーに行えるようになり、大幅な時間短縮につながった。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社勝手
所在地長崎県 大村市
業種職別工事業
技術分野製造環境,立体造形,機械制御,測定計測
従業員数14人
資本金1,000万円
設立1966年

事業の背景

畳の需要は全体として減少している。一方で新築住宅ではへり無し畳の希望が圧倒的に増えている。保育施設で防炎畳が使われ始め、今後は介護施設での需要も期待できる状況だった。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力へり無し畳や防炎畳は製作に高い技術力が必要で、作業効率が悪かった。
  • 品質・精度製作工程でヒューマンエラーが起きていた。
  • 人手・技能採寸などの作業は職人にしかできず、作業を担える人が限られていた。

やったこと

全自動両槍裁断機を導入し、畳床を裁断する作業を自動化した。畳の寸法を割り付けるソフト「畳屋さんプロ」と、そのデータを保存する書き込みユニットを導入した。裁断機のシリンダーを動かすためのコンプレッサーも導入した。以前は人の手で行っていた採寸を、パソコンへの数値入力で自動化した。工場内の小さなホコリを吸い込む集塵機を新たに設置した。

新しい製品・サービス:へり無し畳、防炎畳

事業の効果

へり無し畳の製作一連の作業がスピーディーに行えるようになり、大幅な時間短縮につながった。採寸の自動化によりヒューマンエラーがなくなった。職人にしかできなかった作業をパートの女性でも簡単に行えるようになった。集塵機の設置で清掃時間が短縮され、作業環境も改善された。

今後の展望

地元大村で個人客から厚い信頼を得ている実績をもとに、県央地区全体へ販路を拡大したい。加えてオリジナル商品の開発にも積極的に取り組みたい。

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成28年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです(画像のPDFを文字起こししてから読み取りました)。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。