回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
株式会社清水製作所宮崎
成果測定時間 360秒→4秒
| 事業者名 | 株式会社清水製作所宮崎 |
|---|---|
| 所在地 | 宮崎県 都城市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 測定計測 |
| 従業員数 | 25人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 2003年 |
抱えていた課題
やったこと
最新鋭の画像寸法測定器を導入し、人手で行っていた測定工程を自動化した。対応するプログラムを呼び出して製品を置くだけで測定でき、長さ、外形、内径、高さなどを瞬時に測定する。誰が扱っても同じ測定結果になる。
測定時間が大きく短縮され、測定中の機械停止が減って稼働率が向上した。検査時間と機械の停滞時間が縮まり、生産力と納期対応力が上がった。従業員の残業も減らすことができた。測定結果も作業者によらず安定するようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
フュージョン溶着は失敗を重ねて確立した自社技術で、今後もその展開に注力する方針が示され、過去の取組との一貫性がある。
建機の電動化で油圧継手の需要が減る外部環境を踏まえ、ロウ付けの強みでシェアを守る考えが明示されている。
測定時間を6分強から4秒に短縮し残業削減につなげるなど、課題に対する具体的な解決策と成果が示されている。
生産力向上や残業減には触れているが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性を判断しにくい。
従業員25名の規模は示されているが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力についての記述は薄い。
高圧ホース継手の製造という製品と、誰が扱っても同じ測定結果になる点、油圧継手の需要が強みとして示されている。
建機の電動化による需要変化を見据え、フュージョン溶着を活かした展開へ力を入れる中長期の方向性が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
フュージョン溶着は自社で失敗を重ねて確立した独自の接合技術で、同分野での差別化の材料になっている。
残業削減や従業員の負担軽減に触れているが、地域への経済波及や新たな雇用創出についての記述は薄い。
測定時間が6分強から4秒に短縮され、稼働率向上の効果が数字で示されているが、補助金額に対する費用対効果は不明。
画像寸法測定器やプログラム呼び出しによる測定自動化など先端的な設備の導入が示されているが、地域やサプライチェーンへの貢献は触れられていない。
建機の電動化で縮小する油圧継手分野から、フュージョン溶着を活かした展開へ軸足を移す構造転換の方向性が示されている。
公開情報では判断できません。
建機の電動化が進み、油圧継手の需要は減っていく見通し。ロウ付けの強みを活かしてシェアを確保しつつ、フュージョン溶着を活かした展開に力を入れる。
うちに限って言えば、 失敗した経験をいかに活かせるか。 そこが楽しいところだと思います。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
制御基板の試験を自動化するため、基板検査装置を開発し、手作業で行っていた測定端子の接続や測定値の読み取りを自動化する。
効果:測定工数は予定通り約半分以下の時間となった