回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
合同会社びほろ笑顔プロジェクト
成果設備導入により工程が機械化・内製化され、リードタイムが短くなった。
| 事業者名 | 合同会社びほろ笑顔プロジェクト |
|---|---|
| 所在地 | 北海道 美幌町 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境,製造環境 |
| 資本金 | 169万円 |
| 設立 | 2012年 |
合同会社びほろ笑顔プロジェクトは、2012年に美幌ブランド開発検討委員会の有志が設立した。美幌産豚肉を活用した特産品づくりやイベント出店で美幌町のPRと活性化を目指してきた。美幌高校の豚を使った豚醤が成功した後、次の素材として加熱用トマトに取り組み、知的障がい者授産施設と協力して作付けから収穫までを行い、すべて買い取っている。
抱えていた課題
やったこと
補助事業では、トマトをケチャップなどに加工するための設備を導入した。導入設備は回転式蒸発釜、蒸気ボイラー、スチームコンベクションである。洗浄、加熱、充填、殺菌の工程を機械化・内製化した。
新しい製品・サービス:美幌トマトを使ったケチャップ、ミートソース、ポン酢、パスタなどの加工品
洗浄・加熱・充填・殺菌の工程が機械化・内製化されたことで、リードタイムが短くなり、加工が間に合わず廃棄するロスもなくなった。トマト加工品は近隣のスーパーや道の駅にも販路が広がり、贈答用にも購入されるなど人気が高まっている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
2009年発足の町おこし検討委員会から始まり、豚肉活用の特産品づくりを続けてきた経緯は読み取れるが、経営戦略上の位置付けの記述は薄い。
地元スーパーや道の駅への販路拡大と贈答需要に触れているが、市場動向や自社の強み・弱みの分析は書かれていない。
リードタイム短縮や加工が間に合わず廃棄するロスの解消に触れているが、課題の認識と高付加価値化の計画は具体的に書かれていない。
公開情報では判断できません。
知的障がい者授産施設との連携や美幌高校との協働は書かれているが、事務処理能力や人材体制の具体的記述は薄い。
ケチャップ・ミートソース・パスタ等の製品や地域資源認定、ときめき調味料選手権の受賞は書かれているが、顧客ターゲットの整理は薄い。
設備導入後の工程機械化は書かれているが、中長期の検証、スケジュール、課題解決の方法は記載されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
地元トマトを用いた加熱用トマト加工品で、ペースト練り込みパスタなど独自性はうかがえるが、高付加価値化・高価格化の数値根拠はない。
地域資源認定や町おこし、福祉との協力など地域波及は書かれているが、雇用や需要創出の数字は示されていない。
公開情報では判断できません。
福祉施設との協力や給食還元など地域を巻き込む取組はあるが、デジタル技術や新しいビジネスモデルの記述はない。
公開情報では判断できません。
美幌産トマトと美幌豚を活用し、地域の特産品として販路を広げ、町の活性化につなげている点が具体的に書かれている。
今後はトマト加工品のさらなる人気商品の開発を目指し、美幌高校とのアイスクリームプロジェクトなどを進める計画である。
トマトで笑顔を広げる町として、商品購入だけでなく、この取り組み自体を見に来てもらえるようにしていきたい。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
旋削加工とマシニング加工を一台で行える最新型マシニングセンタ(複合加工機)を導入した。
効果:半導体装置のフッ素樹脂部品20個の加工所要時間 1,310分→950分
当社特注仕様の最新鋭機種である大型マシニングセンターMM2000を導入した。
効果:試作品の加工時間 320分→260分