ものづくり補助金平成29年度製造業埼玉県

フレーム加工を手作業から機械化することによる作業の効率化・精度の向上及び品質の安定化の実施

株式会社エイユー工業

成果新型機の導入で加工時間は45%程度カットできている

この事例のポイント

  • フレーム材の切断作業を電動式の丸鋸を使って手作業で行っており、作業の効率化と精度の向上が課題だった。
  • ステンレスや鉄などのフレーム材の切断作業を、手作業から機械化した。
  • 新型機の導入で加工時間は45%程度カットできている。新型レーザー加工機の導入により、フレーム材の切断が機械化されて作業の効率と精度が向上した。

事業者のプロフィール

事業者名株式会社エイユー工業
所在地埼玉県 川島町
業種生産用機械器具製造業
技術分野精密加工,精密加工
従業員数7人
資本金1,000万円
設立1989年

事業の背景

株式会社エイユー工業は、製造工場などの製造ライン製作や組み立て、取り付けを中心に事業を始めた。現在は製缶加工や精密板金加工、各種フレーム製作、各種製造機械製作にも取り組んでいる。

課題と取り組み

抱えていた課題

  • 生産能力フレーム材の切断作業を電動式の丸鋸を使って手作業で行っており、作業の効率化と精度の向上が課題だった。
  • 品質・精度手作業では切断の正確さに限界があり、製品の仕上がりにばらつきが出ていた。

やったこと

ステンレスや鉄などのフレーム材の切断作業を、手作業から機械化した。導入したのは2018年11月にものづくり補助金で導入したレーザー加工機である。新型レーザー加工機は手作業より正確な切断が可能で、2本の切断面を合わせて3方向で接合できる。切断面には位置決めタブを刻み、お互いのタブをかみ合わせて接合すれば強度も上がる。従来は先に2本を接合してから3本目を接合していたが、3本を同時に接合する方法が取れるようになった。

加工機レーザー加工機

事業の効果

  • 新型機の導入で加工時間は45%程度カットできている

新型レーザー加工機の導入により、フレーム材の切断が機械化されて作業の効率と精度が向上した。加工時間は大きく削減でき、製品の仕上がりも向上した。装飾性の高い部品やエンドユーザーにとって使いやすい製品を短時間で作れるようになった。

審査の観点ごとの評価

いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています

観点の平均2.0 / 5

出典:公募要領 p.44(審査項目)

経営戦略との整合性40%
  • これまでの取組との一貫性2

    製造ライン製作や組み立てを中心に始め、現在は製缶や板金へ広げたとあるが、経営戦略上の位置付けは読み取れません。

  • 強み・弱みを踏まえた優位性1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 課題の認識と解決3

    手作業の丸鋸切断を機械化し、切断精度向上と作業効率化を課題解決として実施したことは読み取れるが、高付加価値化の見通しは具体性が薄い。

事業の実現可能性40%
  • 付加価値・賃上げの目標3

    新型機導入で加工時間を約20%カットできていると記載があるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。

  • 事業を進める体制1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 顧客とニーズの裏付け3

    装飾性の高い部品や製品の仕上がりの違いに触れ、エンドユーザーに使える切り方をPRするとあるが、顧客ターゲットの整理は薄い。

  • 事業化までの道筋2

    2018年11月に導入した機械の効果は書かれるが、中長期の課題検証やスケジュールの記載はうかがえるにとどまる。

  • 財務と資金の調達1

    公開されている事例からは読み取れません。

新市場性・高付加価値性60%
  • 新しさ・高付加価値3

    フレーム材を一体で接合する切断方法を実現したと書かれ、同分野で差別化した高付加価値化がうかがえるが、水準の比較は示されていない。

公的補助の必要性40%
  • 波及効果・雇用1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 費用対効果3

    加工時間を約20%削減したと記載があり、費用対効果の数値は示されるが補助金額との比較はない。

  • イノベーションへの貢献2

    レーザー加工機による切断技術の高度化は書かれるが、デジタル技術の活用やサプライチェーンへの貢献は読み取れない。

政策面30%
  • 成長分野への進出1

    公開されている事例からは読み取れません。

  • 地域経済への波及2

    川島町に拠点を置く企業と読めるが、地域特性を活かした雇用創出や成長牽引までは読み取れません。

5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。

事業者の声

今後はこうした切り方、方法ができることをPRしていきたい

公式の事例集より(原文のまま)

業種と困りごとが近い成果事例

出典とまとめ方
  • 出典:公式の事例集(平成29年度、全国中小企業団体中央会)。事例集の再利用は中央会の許可を得ています。
  • 課題・取り組み・設備・効果・展望は、事例集の本文から当社がAIで項目に分けて短くまとめたものです。数字は事例集に書かれているものだけを載せ、時間の単位などをそろえています。原文のまま載せているのは事業者の声だけです。
  • 代表者名・電話番号・番地は載せていません。法人の形が名前にない事業者は名前を出していません。