新規製品の製造受注への対応とオリジナル商品の開発
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
有限会社小松鋳型製作所
成果製造リードタイムの大幅な削減が実現した。
| 事業者名 | 有限会社小松鋳型製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 石川県 小松市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 14人 |
| 資本金 | 900万円 |
| 設立 | 1967年 |
当社は溶解した金属を砂型に流し込む鋳造において、木型・金型から砂型を大量生産し鋳造会社に納品することを主な事業としてきた。砂型は衝撃や長距離運搬に弱いため納品先は地元企業が多く、売上の90%を石川県内の企業が占める地域密着型の企業である。そこで15年前に3D-CADと3Dプリンターを導入し、食品用金型製作へ事業を広げ始めた。食品用金型の製作は短納期で依頼されることが多いため、従来の工程を短くする必要があった。
抱えていた課題
やったこと
マシニングセンタを導入し、木型の内製化を進めた。これにより木型製造から砂型製造という工程を省き、直接金型を製造できるようにした。木型の製作に費用や製作期間がかかっていた従来の鋳造技法を見直し、デザインから金型製作までを社内で一貫して行う体制の構築を目指した。高精度な3次元形状の切削が可能となったことで、従来は溶けた金属の凝固による制限から実現できなかった、より精細なデザインを削り出せるようになった。
| 加工機 | マシニングセンタ |
|---|
新しい製品・サービス:食品用金型(パン、マドレーヌ、おにぎり、蒲鉾、チョコ、プリン、ゼリー等の型)
マシニングセンタの導入により木型製造を内製化し、木型製造から砂型製造という工程を省いて直接金型を製造できるようになった。その結果、製造リードタイムが大幅に削減された。高精度な3次元形状の切削により、高精細で自由度の高いデザインや効率的な構造の金型製作が可能になった。社内一貫生産体制により多品種・短納期の要請に対応でき、生産性が向上した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
鋳造向け砂型・木型製造に加え、15年前から3D-CADと3Dプリンターを導入し食品用金型へ事業を水平展開している経緯が読み取れる。
売上の90%を石川県内企業が占める地域密着型である点と、食品用金型への展開が書かれているが、市場動向と強みの分析は具体的に示されていない。
木型製造と砂型製造の工程を省き、金型を直接製造できるようにして製造リードタイムの大幅な削減を実現したと、課題と解決が対応して書かれている。
製造リードタイムの大幅削減や受注量増加の目標は書かれているが、付加価値額や賃上げの具体的な数値目標は示されていない。
社内一貫生産体制の構築と従業員14人の記載はあるが、補助事業を遂行する人材や事務体制の詳細は読み取れない。
品質向上、価格適正化、製作期間短縮を通じて短納期で試作を依頼する顧客ニーズに対応する点が整理されている。
食品用金型への水平展開と想定顧客への営業活動が書かれているが、遂行スケジュールや課題解決方法の詳細は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
パンやチョコ、ゼリーなど食品の型製造へ事業を広げる点は書かれているが、同分野での高付加価値化・高価格化の水準は示されていない。
地元の鋳造会社への納品が売上の90%を占める地域密着型企業である点がうかがえるが、波及効果の数値は書かれていない。
リードタイム削減や生産性向上が書かれているが、補助金投入額に対する付加価値額の増加などの数値は示されていない。
3D-CADと3Dプリンター、マシニングセンタを組み合わせた社内一貫生産で、デジタル技術の活用が具体的に読み取れる。
食品業界の金型製造への展開という新分野進出はうかがえるが、日本経済の構造転換への言及は見られない。
石川県内の企業を主要取引先とする地域密着型の鋳造業で、地域企業との取引を軸にした事業であることが読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
食品業界の「型」が必要な製品へ事業を水平展開し、受注可能な製品の幅を広げることで、顧客数や受注量の増加を目指している。そのために想定されるクライアントに対して営業活動を行っている。
創業時からの事業を深化させながら、新規事業へ挑戦することを続けることで、社会に役立つ企業を目指しております。
公式の事例集より(原文のまま)
木製什器の製造では、ベニヤ板や合板などを正確な寸法で切断するためパネルソーを導入した。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
既存の大型プレーナー機1台を改良した。
効果:製作日数 352日→240日