IT活用による家事・介護サービスの生産性向上対策
手間のかかる下ごしらえや出汁づくりはあらかじめ当社で行い、真空パックにして顧客に配達し、顧客先で仕上げと盛り付けを行う体制を整えた。
福井県基準寝具株式会社
成果仕上げ工程の生産効率(1時間あたり枚数) 1,300枚→2,000枚
| 事業者名 | 福井県基準寝具株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 福井県 敦賀市 |
| 業種 | 洗濯・理容・美容・浴場業 |
| 従業員数 | 125人 |
| 資本金 | 4,500万円 |
| 設立 | 1964年 |
リネンサプライ業は近年インバウンドの増加によって需要が高まっている。県内では福井国体の開催や2023年に控えた北陸新幹線の延伸により、中長期的な宿泊客の増加が見込まれている。一方で慢性的な人手不足が続いていた。
抱えていた課題
やったこと
洗濯後のピローケースの仕上げ工程に「ピローケース専用クランプ付フィーダー」を導入した。従来はピローケースのしわを伸ばしながら機械に投入していたが、クランプに置くだけでプレスされるようになった。汚れが残っていないか目視で確認しながら畳む作業も、センサーで汚れを確認した後に自動で畳まれるようになった。プレス機の回転速度を上げ、作業の自動化を増やし、人員配置も適宜変更した。
作業の簡素化により作業員の負担が減り、高齢者や障害者なども作業できるようになって雇用の幅が広がった。生産効率が飛躍的に向上し、残業時間が大幅に減り有給休暇も取得しやすくなるなど、職場環境の改善にも効果が表れている。高い精度での納品が可能になり、敦賀市を中心とした病院・老健施設などの新規顧客獲得や滋賀県中部地域への事業エリア拡大を進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
リネンサプライ業の需要増と北陸新幹線延伸による宿泊客増が背景として述べられるが、経営戦略上の位置付けや過去の取組との一貫性は書かれていない。
インバウンド増加や県内の需要見込みに触れ、高まる需要への対応が必要とされているが、自社の強みや弱みの分析は具体的に書かれていない。
仕上げ工程の生産性が1時間1,300枚から2,000枚へ向上し、不良品発生率も3%から1%に低下したと数字で課題解決の効果が示されている。
生産効率の数値改善と残業減少が示されるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
人員配置を適宜変更したことや高齢者・障害者も作業できる体制づくりが述べられるが、事務処理能力などの体制の詳細は薄い。
高い精度での納品が可能になったことや、受注元の要望を登録して仕上がりを変えられる点など、選ばれる理由が具体的に読み取れる。
導入後の敦賀市の病院・老健施設への新規顧客獲得や滋賀県中部への進出予定が書かれているが、スケジュールや課題の検証方法は薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
リネンサプライ業は一般的な分野であり、高付加価値化・高価格化を図る内容としての記述はわずかにうかがえるのみ。
北陸新幹線延伸や福井国体による宿泊需要増と人手不足への対応が述べられ、地域の宿泊産業への影響がうかがえるが、雇用創出の規模は書かれていない。
仕上げ工程の生産効率が約1.5倍に向上し、不良率低下や残業減少も示されており費用対効果の一端は読み取れる。投入額は書かれていない。
汚れセンサーによる自動確認など先端的な機器の活用はうかがえるが、サプライチェーンへの貢献やビジネスモデルの変革は書かれていない。
公開情報では判断できません。
福井県敦賀市を中心とした地域の病院や宿泊施設への展開が書かれ、地域の特性を活かした事業が読み取れるが、経済成長への寄与は具体的でない。
生産効率の向上を受け、敦賀市を中心に病院・老健施設などの新規顧客獲得に踏み込み、従来エリア外だった滋賀県中部地域のビジネスホテルなどにも積極的に進出する予定。
誰もが活躍できる間口の広い会社を目指して。
公式の事例集より(原文のまま)
手間のかかる下ごしらえや出汁づくりはあらかじめ当社で行い、真空パックにして顧客に配達し、顧客先で仕上げと盛り付けを行う体制を整えた。
ユニフォームの生産性向上と多種類への対応を目的に、ハンガー搬送システムを含むユニフォームフォルダーを導入した。
効果:ユニフォーム畳み作業の処理能力 60着/時間→500着/時間
アセンブリ工程のうち、②分類10から④アセンブリ迄の工程をソーター(クリーニング品を自動で連番に並べ替えて排出する装置)により自動化した。
効果:作業時間(月間) 3,266分/日→1,438分/日