しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
丸山繊維産業株式会社
| 事業者名 | 丸山繊維産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 奈良県 天理市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 位置決め |
| 従業員数 | 21人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1965年 |
当社は蚊帳織りの技術を活かした製品や農業用・産業用資材の受注生産を行っている。企業向けSPグッズの市場は約5,000億円とされるが、その大部分は海外生産品で販売されていると思われる。蚊帳織りふきんは35年前から奈良で生産されており、平城遷都1300年記念事業のイベントでよく売れたことから、蚊帳織りの素材が見直されつつあり市場性拡大を感じた。
抱えていた課題
やったこと
蚊帳織りふきんの製造工程を導入し、普及品だけでなく高級品市場にも対応できる設備導入に取り組んだ。広幅対応の本縫いミシンを導入し、生地幅の縫製が広がり多用途・高級品の開発が可能になった。単独両頭自動縫いミシン(左右インターロックミシン)を導入し、カセットチェンジャー式に対応した自動縫製を実現した。これにより縫製ラインの自動化が概ね完了し、コストダウンと短納期対応が可能になった。
| 加工機 | 本縫いミシン(広幅対応機) |
|---|---|
| 加工機 | 単独両頭自動縫いミシン(左右インターロックミシン) |
| 加工機 | カセットチェンジャー式自動運搬装置 |
新しい製品・サービス:蚊帳織りふきんを中心とした高級品の開発
広幅対応の本縫いミシンの導入により生地幅の縫製が広がり、多用途・高級品開発の可能性が拡大した。単独両頭自動縫いミシンの導入により縫製ラインの自動化が概ね完了し、コストダウンと短納期対応が可能になった。今後は高級品市場への販路拡大が課題となる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
35年前から奈良で蚊帳織りふきんを生産し、小売店で販売してきた経緯が書かれ、過去の取組との連続性がうかがえる。
海外製品が主流の市場に対し、国産高品質や蚊帳織り素材の再評価を強みとして挙げているが、競争優位の定量的根拠は薄い。
課題として普及品市場中心からの脱却を挙げ、高級品市場への展開と自動縫製ラインでのコストダウン・短納期化を解決策として示している。
付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、コストダウン・短納期化の目標も数値が書かれていない。
従業員21名、設立昭和40年などの会社情報はあるが、補助事業を遂行する体制や人材の具体的記述は少ない。
蚊帳織りふきんの素材価値と高級品市場のニーズは示されるが、顧客ターゲットの絞り込みや選ばれる理由の整理は薄い。
生産・販売・新商品開発を1年目から5年目まで継続実施すると示されるが、各年度の具体的な遂行内容は乏しい。
公開されている事例からは読み取れません。
海外製品が主流の企業向けSPグッズ市場で、蚊帳織りの高級品を高水準の付加価値化で狙う方針が示されている。
蚊帳織りの伝統技術の継承や国産品ニーズへの対応が書かれ、地域の産業継承の意義はうかがえるが波及効果の定量は薄い。
補助金額に対する付加価値増加や生産性向上の数値が示されておらず、費用対効果は読み取れない。
自動縫製ラインの自動化は書かれるが、先端的なデジタル技術や新ビジネスモデルへの言及はほぼない。
公開されている事例からは読み取れません。
奈良の名産品である蚊帳織りを活かした事業で地域の伝統継承に触れるが、雇用創出や地域成長の具体的数値はない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
1年目から5年目にかけて生産、販売、新商品開発を引き続き実施する計画である。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃