しょうゆ多品種少量生産体制の構築
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
白山衣料株式会社
成果裁断スピード 1倍→4倍
| 事業者名 | 白山衣料株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 徳島県 吉野川市 |
| 業種 | 繊維工業 |
| 技術分野 | 繊維加工 |
| 従業員数 | 24人 |
| 設立 | 1981年 |
ユニフォーム衣料に求められる高品質なものづくりを国内で担ってきた会社である。主要製品は学生体操服、企業ユニフォーム、スポーツウエアである。2000年以降、ユニフォーム市場では小ロット商品の需要が大幅に増加している一方で、その生産先の確保が業界全体の課題となっている。
抱えていた課題
やったこと
小ロット製品の製造に不可欠なCAD・CAM型の自動裁断機を導入し、あわせて刺繍機を導入して、メーカー側の要求にワンストップで応えられる体制を整えた。自動裁断機の導入により裁断のスピードは導入前に比べ4〜6倍に向上した。生地の歩留まりを求める要尺計算は、従来1日1時間程度かかっていたものが、パターン入力作業を含めて30分程度で可能になった。自動裁断機によるノッチ処理により縫い合わせポイントが明瞭になり、1箇所あたりの合わせ時間が15〜20秒短縮された。縫製工が1日に行う縫い合わせは平均200回であるため、200回×17.5秒=3,500秒(約58分)の時短効果が出ている。
| 加工機 | 自動裁断機(CAD/CAM機) |
|---|---|
| 加工機 | 刺繍機 |
自動裁断機の導入で裁断が速くなり、要尺計算も短時間で済むようになった。ノッチ処理により縫い合わせの時間が短縮され、1日あたり約58分の時短効果が出ている。刺繍機の導入で、ネーム入れなどのスポット注文を内製化でき、複雑な刺繍でも1か所10分足らずで完成するため、大幅なリードタイム短縮につながった。ピックアップ効率も向上し、目先の1〜2日先の納期に追われていた状況から、同じ生産量のまま2週間程度先を見越した最適な生産計画を立てられるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
小ロット縫製への特化とユニフォーム分野の取組は読み取れるが、過去の事業活動との連続性は具体的に書かれていない。
小ロット需要の増加と、既存の高品質縫製技術を活かす方針が書かれ、競争優位の方向性が具体的に読み取れる。
自動裁断で4〜6倍の速度向上、縫い合わせ1箇所あたり15〜20秒短縮、1日200回で約58分の時短など、数値つきで課題と解決が示されている。
時短効果の数値はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は示されておらず、実現可能性は一部のみ読み取れる。
従業員24人の規模と外部専門家の指導を受けたことはうかがえるが、補助事業を遂行する体制の詳細は書かれていない。
小ロット製品への需要増、メーカーの生産ライン確保の苦慮、高品質・低価格・短納期という提供価値が具体的に整理されている。
導入後4か月の習熟状況、外部診断士による改善指導、2週間先の生産計画への移行など、課題と対応方法が具体的に示されている。
公開されている事例からは読み取れません。
小ロット縫製に特化する点は示されるが、ジャンルの普及度や高付加価値化の水準は具体的に書かれていない。
メーカー側の小ロット対応や裁断・刺繍の外注受託など、業界内の波及がわずかにうかがえる程度である。
自動裁断機や刺繍機の導入で作業効率が大きく改善したと具体的な時間短縮効果が示されており、費用対効果の一端が読み取れる。
自動裁断機やCAD/CAMの活用は示されるが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献は書かれていない。
公開されている事例からは読み取れません。
徳島県吉野川市の企業であることは示されるが、地域の特性を活かした雇用や経済成長への言及は薄い。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
小ロット需要に高品質・低価格・短納期で応えることで、メーカーにとっては利便性が高まり、自社にとっては小ロット対応をきっかけとした定番商品枠の獲得が見込まれる。また、小規模クラス縫製化のビジネスパートナーとして、裁断や刺繍工程の業務アウトソーシング受託による売上増加も見込んでいる。
多品種少量生産に対応した設備にすることで、原価低減と品質向上を両立させる体制を構築した。
効果:歩留まり 70%→85%
ガラス質の釉薬を塗った急須を730度の高温で焼成し定着させる鉄器製ホーロー処理に、コンベア式連続ホーロー焼成炉を導入した。
効果:1日あたり焼成能力 400個→800個
熱風装置付加キュポラを導入し、熱交換器で常温の風を高温の熱風に変えてキュポラ内に送り、熱効率を上げた。
効果:出湯温度 1,480℃→1,499℃