回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
マルタ食品株式会社
成果蜜の移し替えの工数が半減
| 事業者名 | マルタ食品株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県 名古屋市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 機械制御 |
| 従業員数 | 32人 |
| 資本金 | 1,600万円 |
| 設立 | 1950年 |
マルタ食品株式会社は昭和25年設立の老舗菓子メーカーで、主力商品は金平糖である。ラムネ菓子や知育菓子も製造しており、30年以上販売されている商品もある。顧客からはトッピング用として美しい見た目の金平糖を安定して製造することが求められていた。
抱えていた課題
やったこと
蜜炊き釜との相性や実績を加味し、蒸気ボイラーをはじめとする最新型の設備を導入した。この設備導入に際して平成29年度補正ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金を活用した。温度の安定化とデータ化により、金平糖にかける糖蜜の適正温度を維持できるようになった。
| 加工機 | 蒸気ボイラー |
|---|---|
| 加工機 | 蜜炊き釜 |
蜜の移し替えの工数が半減し、重労働が軽減されるなど省力化が達成された。加熱時間が減ったことで放射熱が低減し、工場内温度が3℃程度下がって作業環境が改善された。商品の不良率はこれまでの約5分の1となり、生産スケジュールが立てやすくなって供給の安定化が実現し、収益性も高まった。納入量や納期などの条件を最適化し、更なる販路拡大が可能になった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
長年の菓子製造と金平糖の主力化は読み取れるが、今回の設備導入が経営戦略上どう位置づけられるかは書かれていない。
大手飲食店のドリンクメニューへのトッピング需要に応える、と市場動向と強みに触れているが、競争優位の具体性は薄い。
温度管理が困難という課題と、蜜炊き釜の温度安定化により不良率が1/5程度になった等の成果が具体的に書かれている。
不良率1/5、工場内温度3℃低下などの実績はあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
従業員32人の記載はあるが、補助事業を遂行する体制や事務処理能力については書かれていない。
トッピング用金平糖は商品の第一印象を決めるというニーズ、大手飲食店への販売など顧客と選ばれる理由が整理されている。
設備導入の経緯と成果は書かれているが、中長期の課題検証や遂行スケジュールは詳しくは示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
金平糖の職人手作り製造からの高品質化は読み取れるが、一般的な普及度や分野内の位置づけは示されていない。
伝統菓子の発信や地域への波及に触れているが、国が補助する積極的理由は具体的に示されていない。
重労働の蜜移し替え工数が半減、不良率が1/5程度になるなど、投資に対する省力化と品質改善の効果が数値で示されている。
蜜炊き釜の温度データ化による安定生産は読み取れるが、デジタル技術やサプライチェーンへの貢献は限定的である。
公開されている事例からは読み取れません。
名古屋市の老舗菓子メーカーで伝統菓子の付加価値向上を図る点は読み取れるが、地域経済への波及は具体的に書かれていない。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
金平糖の付加価値をより高めるため、これまでにない発想力を活かした販促方法を創出・提案していく考えである。工場の新設や釜の買換えなどの設備の増強によって、更に高品質かつ安定的に金平糖を供給する体制を構築する構想もある。
「古き良き日本の伝統菓子」である金平糖をより多くの人々に発信し、当社の商品を手に取ってもらい笑顔を届けるため、創業当初からのモットーを貫きながら、「変わらないもの」を残し更なる販路拡大に努めている。
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
本事業で大型タレットパンチプレス機「アマダ社製CNCタレットパンチプレス EMK3612M2」を導入した。
効果:不良率 7%→2%
小ロット・多品種・短納期の要求に応えるため、曲げ加工の対応力を強化する目的で高性能プレスブレーキ(デュアルドライブプレスブレーキ)を導入し…
効果:曲げ加工担当者数 3人→2人