回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
大一電機株式会社
| 事業者名 | 大一電機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府 大阪市東成区 |
| 業種 | 電気機械器具製造業 |
| 技術分野 | 精密加工,精密加工 |
| 従業員数 | 23人 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 設立 | 1958年 |
大一電機は、ロウ付け加工と銅を中心とした非鉄金属の加工・販売を主事業とし、起重機のブレーキ修理も手がけている。電力会社向けの電力供給関連部品やスイッチなど通電部品を製造しており、大手電力会社10社がスマートメーターへの切り替えを進めている。取引先の大手電気機器メーカーからは、スマートメーター中継器向け冷却銅板の試作依頼を受けていた。
抱えていた課題
やったこと
高性能マシニングセンター(MC)を導入した。取引先の大手電気機器メーカーから試作依頼を受けた、スマートメーター中継器向け冷却銅板の量産化を進めるため、社内に開発チームを組織した。品質面では顧客の要求条件をクリアしていたが、量産化には既存のMCでは技術面と生産性に課題があったため、高性能MCを導入して加工効率を高めた。
新しい製品・サービス:電流監視盤
高性能MCの導入により、スマートメーター中継器向け冷却銅板の加工精度と生産効率が向上した。不良率が低下し、収益の改善につながった。国内での製造に軸足を置くことで、精度やサービスの質を保っている。新規事業として電流監視盤などオリジナル製品の設計・開発も進めている。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
昭和33年設立以来50年以上のロウ付け・銅加工の蓄積を基に、スマートメーター向け冷却銅板の量産化へ進む一貫性がある。
同業他社で断られた加工にも応じる実績と自社一貫生産体制を強みに、電力分野以外への新規顧客開拓を計画している。
既存MCでは技術面と生産性に課題があったと認識し、高性能MC導入で加工効率を向上させる計画になっている。
量産体制の確立と不良率低下による収益改善を掲げるが、目標値の数字は事例紹介に示されていない。
社内に開発チームを組織し、品質要求をクリアした試作実績があり、遂行体制が確保されている。
大手電気機器メーカーからの試作依頼というニーズの裏付けがあり、品質・納期に応える点が選ばれる理由として整理されている。
既存MCの課題に対し高性能MCを導入して量産化を進める流れが示され、中長期の方針も述べられている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
電流監視盤を新規開発し特許出願中という独自性があり、一般に普及していない分野で高付加価値を狙っている。
スマートメーター切り替えによる電力関連需要の拡大や、水道・ガス向け新規市場開拓が示されている。
公開情報では判断できません。
電力分野のスマートメーター化に対応した量産体制と、電流監視盤による機器の焼損・絶縁劣化防止が示されている。
公開情報では判断できません。
大阪市東成区の地域企業として国内製造に軸足を置き、地域の製造業で高精度加工を担っている点が示されている。
電力分野以外の水道・ガス向けなどへの新規顧客獲得に力を注ぎ、オリジナル製品の展開も期待される。
会社の規模を拡大するのではなく、オリジナル製品の開発など現有人員で行うことで、売上を伸ばしたい
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
ブラザー工業(株)製のツール洗浄機能のあるコンパクトマシニングセンターを導入し、切粉を自動で除去できるようにした。
効果:不良率 0.34%→0.1%