高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
| 所在地 | 和歌山県 湯浅町 |
|---|---|
| 業種 | 食料品製造業 |
| 技術分野 | 製造環境 |
| 設立 | 1899年 |
同店は明治32年に湯浅町で創業した老舗で、昔ながらの手作り製法でしらす加工品を製造している。以前は築地市場をはじめとした市場向けの出荷割合が大きかったが、昨今の市場の衰退を受けて販路を見直す必要があった。そこで全国各地の商談会を介し、スーパーや問屋などとの直接取引の販路を広げている。
抱えていた課題
やったこと
同補助事業で、プレハブ冷蔵冷凍庫、風力選別機、コンテナ洗浄機を導入した。ベルトコンベヤー式のコンテナ洗浄機により作業を自動化し、商品をすぐに搬入できるようプレハブ型の冷蔵庫・冷凍庫と作業場の配置を見直して、生産ラインを改修した。また、さびなどが混入するおそれのある鉄製の風力選別機をステンレス製のものに換え、異物混入を低減して品質を向上させた。
新しい製品・サービス:高鮮度生しらす
生産ラインの改修により、鮮度を保つための作業時間が短くなり、冷蔵・冷凍保管場所も確保されたことで、求められていたしらす商品の生産が実現した。風力選別機のステンレス化によって異物混入が減り品質が向上し、関東のスーパーなど品質の要求が高い顧客との取引が可能になった。目視選別の負荷も低減され、従業員の負担も改善された。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
市場向け出荷が中心だったが衰退により直接取引へ販路を広げ、生産拡大要請に応える流れが読み取れる。
顧客から増産と早期商品化の要請を受けたことが書かれ、強みの品質面との関係はうかがえるが分析は具体的でない。
鮮度維持の作業時間短縮や冷蔵・冷凍保管場所の確保という課題が挙げられ、ライン改修で解決したと書かれている。
公開情報では判断できません。
生産ライン改修を行ったことは書かれるが、体制や人材、事務処理能力についての記述はわずかである。
高い品質が求められる関東のスーパーなど顧客への取引を可能にし、創業以来の手作り製法とブランド力が選ばれる理由として示されている。
機械導入後の改修手順は書かれるが、中長期の課題検証や今後のスケジュールは具体的に示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
ノンフローズンしらすは希少性が高いと書かれ、高付加価値品の位置づけはうかがえるが、数値による裏付けはない。
市場の衰退や地域のしらす文化に触れているが、経済波及や雇用創出など国が補助する理由は書かれていない。
公開情報では判断できません。
コンテナ洗浄機の自動化やプレハブ冷蔵庫の導入はうかがえるが、デジタル技術や新ビジネスモデルの記述はない。
公開情報では判断できません。
湯浅町で明治32年に創業し、紀州湯浅のしらすの地域特性を活かして高付加価値の商品を生んでいることが具体的に書かれている。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
課題を解決するため、車載センサ製作に係る設備を導入し、量産ラインの構築を図った。
効果:製作コスト 100%→25%