高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
トップ金属工業株式会社
| 事業者名 | トップ金属工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 島根県 江津市 |
| 業種 | 生産用機械器具製造業 |
| 技術分野 | 情報処理,情報処理,精密加工,精密加工,測定計測,測定計測 |
| 従業員数 | 75人 |
| 資本金 | 3.5億円 |
| 設立 | 1964年 |
トップ金属工業は創業時から自動車業界に特化した金型を設計・製造してきた。高度成長期のモータリゼーションに乗り成長し、ほとんどの国内自動車メーカーと取引がある。長年の実績とノウハウに基づく高品質、低コスト、短納期が強みである。1994年に島根県江津市の工業団地に進出し、2009年4月には製造部門を江津工場に集約した。
抱えていた課題
やったこと
導入したハンディスキャナーで、パネルと金型形状面の両方を計測できるようにした。計測結果をもとに金型形状面の修正を行い、図面通りの品質に近づける。データを蓄積し、パネル形状や素材の材質を踏まえた最適な金型づくりを目指す。大型の長尺物を計測する座標計測システムも導入し、検査工程の作業時間を短縮した。
新たなハンディスキャナーの導入により、金型形状面の品質確認をより高速かつ高精度に行えるようになった。プレス工程のシミュレーション解析精度が向上し、製造期間が短縮されて自動車業界の要求に応える生産体制ができた。座標計測システムは長尺物の計測に威力を発揮し、検査工程の作業時間が短縮され、スタッフの負担も軽減した。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
1994年の進出以来、自動車業界の金型に特化し、2012年に非接触式スキャナーを導入した過去の取組を踏まえ、後継機への更新を計画している。
ほとんどの国内自動車メーカーと取引があり、長年の実績に基づく高品質・低コスト・短納期が強み。要求精度の高まりに対応する計測強化で競争力を高める。
従来の計測では品質保証にならない課題を認識し、計測作業がネックになっている点を解消。初品精度95%以上の目標を掲げている。
初品精度95%以上を目標に設定し、1回の修正で精度の高い金型を作る技術の確立をめざす。付加価値や賃上げの数値目標は示されていない。
従業員の大半は地元採用で、ポリテクカレッジと連携した人材育成に力を入れている。導入機器を既存の製造・計測工程に組み込んでいる。
メーカーからの発注に対し、要求精度の高まりに応える必要性が示されている。顧客ターゲットや選ばれる理由は一部にとどまる。
データを蓄積して金型づくりに活かす方針はあるが、導入スケジュールや遂行方法の具体的な記述が薄い。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
自動車ボディーのパネル向け大型金型に特化し、要求精度が一段と高まる中で、ミクロ単位の修正を手作業で行う高付加価値な領域。
地元採用の人材育成や江津工場への製造集約により、地域の雇用を生んでいる。波及効果は事例から一定程度読み取れる。
製造期間短縮や検査時間の短縮は示されているが、補助金投入額に対する付加価値増加などの費用対効果の数値は示されていない。
ハンディスキャナーと座標計測システムという先端計測機器を導入し、プレス解析精度の向上と計測の高速化を実現している。
自動車業界の要求に応える生産体制づくりは述べられているが、日本経済の構造転換への寄与は明示されていない。
島根県江津市の工業団地で操業し、地元採用と地域の人材育成を進めている。地域の特性を活かした事業といえる。
シミュレーション技術を高め、初品精度95パーセント以上を目標とする。1回の修正で精度の高い金型ができる技術を確立し、競争力を強化する。
これを機会に、全社的な働き方改革につなげたい思いがあります
公式の事例集より(原文のまま)
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
千葉市稲毛区の会社近くの自社用地400坪を購入し、2015年4月に50kW連系を行った。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円