高性能測定機導入による海外鉄道車両用空調制御装置のはんだ付け品質の向上
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
凸版メディア株式会社
| 事業者名 | 凸版メディア株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 青森県 弘前市 |
| 業種 | 印刷・同関連業 |
| 技術分野 | デザイン,立体造形 |
| 従業員数 | 104人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1951年 |
当社はチラシやポスターなどの広告媒体のデザイン制作・印刷を行う会社で、近年は自社デザイナーによるパッケージデザインや店頭販促ツールの制作も手がけている。医薬部外品・化粧品を含む製品について、デザイン・印刷から箱詰め・封入、梱包作業までを一貫して受注している。受注状況は関東圏が4割、東北圏が6割である。インターネットの普及によりチラシやポスターなどの紙媒体の宣伝需要は年々減少している。
抱えていた課題
やったこと
パッケージの試作品制作をよりスピーディに行うため、デジタルフィニッシングシステム一式を導入した。導入した機器は様々な用途に対応できるマルチカッティングマシンで、付属のPCでデザイナーが制作したCADデータを読み込み、デザインの印刷、カッティング、折り加工などを行うことができる。加工できる資材は紙、PP/PET、ハレパネ、カッティングシート、段ボールなど、パッケージや紙製什器などに使われる資材全般である。これにより幅広いパッケージデザインの試作を内製で提案できるようになった。
新しい製品・サービス:特許技術「トムロック」を活用した稀少形状のデザインパッケージの試作品
試作品の制作時間が、デザイナーの手作業による1日がかりから1時間程度にまで短縮され、制作スピードが格段に上がった。試作品の精度も向上し、実際に印刷・納品するパッケージにかなり近い品質の試作品を顧客に提案できるようになった。制作スピードの向上により受注が増加し、試作品づくりの外注依頼も減ったことでコストの削減にもつながった。また、特殊形状で精密さが求められる試作品も制作できるようになり、特許技術「トムロック」の提案を通じて高い付加価値を提供できるようになった。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
平面印刷からパッケージデザイン・店頭販促ツールへ事業を広げてきた経緯があり、試作品の内製化を今後の商機と位置づけていて、既存事業との一貫性がある。
特許技術「トムロック」と試作品の即時提案を組み合わせ、関東圏と東北圏の受注状況を踏まえた強みを活かす方向性が示されている。
試作品づくりが1日がかりから約1時間に短縮され、受注増とコスト削減につながったと課題解決の効果が具体的に示されている。
試作品制作の内製化による受注増とコスト削減の効果が記載されているが、付加価値額や賃上げの目標数値は示されていない。
デザイナー10名の体制があり、設計から印刷・梱包までを一貫して受託できる体制と、若手育成の計画が示されている。
パッケージや販促ツールの試作を即座に提案できることが受注強化につながっており、顧客に選ばれる理由が明確に整理されている。
関東圏での営業力強化と社内専門職の育成を今後の課題として挙げているが、スケジュールの詳細は示されていない。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
特殊形状の精密な試作品を提供できる点は差別化要素だが、分野の普及度や高価格化の水準については触れられていない。
地域の雇用を守り若手デザイナーを育成する意図が述べられており、地域への波及効果の材料がある。
試作の内製化で外注費が減りコストが削減されたと述べられているが、投入額に対する費用対効果の数値は示されていない。
公開情報では判断できません。
公開情報では判断できません。
青森県弘前市を拠点に地域の雇用を守る意図があり、地域特性を活かした事業としての位置づけがある。
紙媒体に限らず、パッケージや販促ツールなど平面にとらわれない製品を積極的に提案していく。商品に関連した印刷物を包括的にマネジメント提案することが必要であり、関東圏では協力会社を通じて幅広い受注に対応していく。そのために関東圏での営業力を強化し、デザイナーやオペレーター、校正、校閲などの社内専門職の育成にも力を入れる。若手デザイナーの早期育成と地域の雇用を守ることにもつなげたい。
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
画像式異物除去装置と蒸気殺菌機を導入した。
効果:イワシノコバンの混入クレーム件数 14件→7件
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分