介護食のクオリティサービスの向上と市場ニーズへの早期対応
飲み込みやすさを研究し、見た目、風味、食味にこだわったソフト食の肉シリーズを開発した。
有限会社ケンズダイニング
| 事業者名 | 有限会社ケンズダイニング |
|---|---|
| 所在地 | 宮城県 登米市 |
| 業種 | 飲食店 |
| 設立 | 1992年 |
1992年に登米市佐沼で居酒屋「うまい登米っこ 欒や!」を開店し、現在はグループ会社を含め宮城県内に5店舗を展開している。登米市や宮城の生産者や道の駅から新鮮な食材を仕入れ、地産地消メニューにこだわってきた。店に来る客だけでなく、地域の食材を使った居酒屋の味を家庭で楽しんでもらいたいという思いから今回の事業に着手した。
抱えていた課題
やったこと
株式会社テクニカン製のフリーザーシステム「凍眠」を導入した。商品は居酒屋のキッチンで調理したものを冷却・真空加工し、-30℃のアルコール液に製品を入れて短時間で急速冷凍する。試作を繰り返しながら検証を行い、商品の風味・食感・味を損なわずに安全な冷凍食品を提供できるようにした。現在、本格地元野菜ピザ、登米市米山町産純粋豚のスペアリブ、手作り塩辛、みやぎサーモンユッケ、みやぎサーモンと金華サバの柚子味噌漬けの冷凍食品を発売している。
| 金型 | フリーザーシステム「凍眠」 |
|---|
新しい製品・サービス:居酒屋メニューの冷凍食品(本格地元野菜ピザ、スペアリブ、手作り塩辛、みやぎサーモンユッケ、みやぎサーモンと金華サバの柚子味噌漬けなど)
居酒屋の味をそのまま家庭で食べられる冷凍食品を提供できるようになった。急速冷凍によりドリップがなく品質の変化が少ない。楽天市場やふるさと納税の返礼品、中小の飲食店への販売を展開し、飲食店の仕込みの手間削減による生産性や経営効率の向上を目指している。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
1992年からの飲食店経営と地産地消メニューへのこだわりが書かれ、冷凍食品の展開は店舗の延長として位置づけられている。
地元生産者や道の駅との仕入れ関係、登米の食材に恵まれた立地が強みとして挙げられている。市場環境の分析は書かれていない。
人口減少や消費の落ち込みへの危機感と、加工食品へシフトする方向性は書かれているが、数値目標や計画の詳細はない。
公開されている事例からは読み取れません。
自店舗と店舗数(宮城県内5店舗)は書かれているが、補助事業を遂行する体制や人材の具体は示されていない。
-30℃のアルコール液で急速冷凍しドリップが少ない点や、楽天市場・ふるさと納税・飲食店への販売先が具体的に書かれている。
試作を繰り返し検証したことや加工場建設への着手は書かれているが、スケジュールや課題解決の方法は示されていない。
公開されている事例からは読み取れません。
「凍眠」による急速冷凍で味や食感を損なわない居酒屋メニューの冷凍食品という点は独自性がうかがえるが、市場での高付加価値化の数値は示されていない。
地元生産者との連携や地産地消、加工場建設による地域の食材活用が書かれ、地域波及の内容がうかがえる。
公開されている事例からは読み取れません。
急速冷凍技術の活用は書かれているが、サプライチェーン全体のイノベーションへの貢献としては具体性が薄い。
人口減少や消費減少の中で加工食品へシフトする方向性がうかがえるが、日本経済の構造転換との結びつきは書かれていない。
登米市の食材を使い、地元生産者と協力して加工場を建設する計画が書かれ、地域の経済成長への関与が具体的に読み取れる。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後は地元の生産者や飲食関係の同業者と協力し、食品の加工場を建設して、地元食材を要望に応じた商品に加工し、インターネットで全国に届けていく考えである。
「これからの人口減少や、消費の落ち込みなどのマイナス要素のある中で、そこに活路を見出していかなければなりません。これまで培ってきた知識、素晴らしいスタッフの技術をつぎ込んで、加工食品へ徐々にシフトしていきます」
公式の事例集より(原文のまま)
飲み込みやすさを研究し、見た目、風味、食味にこだわったソフト食の肉シリーズを開発した。
食材が豊富な三浦半島に食品加工設備を導入し、食品加工研究施設を開設した。
製麺業の新事業として、手打ちの空気層を再現できる手打風製麺機を導入し、手打ちと同様の風味と食味を持つそばを大量に製造できるようにした。