回転装置を活用した溶接ロボットによる生産性向上計画
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
千曲ライス&ベーカリー株式会社
| 事業者名 | 千曲ライス&ベーカリー株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 長野県 長野市 |
| 業種 | 食料品製造業 |
| 従業員数 | 10人 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 設立 | 1977年 |
千曲ライス&ベーカリーは1977年に学校給食用米飯の製造会社として創業し、2014年に業務用パン製造事業へ進出して現社名となった。学校給食用パンを作っていた地域の中小製パン業者は後継者不足や設備老朽化などで撤退・廃業が多く、同社は担い手として2017年に学校給食用パンの委託製造を始めた。パンの消費拡大が続く中、県内では業務用製パン業者が減少している。
抱えていた課題
やったこと
地域産業資源である長野県産小麦を100%使用した「信州のパン」シリーズの食パンを、JA全農長野、地元製粉会社、量販店と連携して開発し販売を開始した。発酵・焼成・冷却まで一貫してラック単位で作業できる世界トップメーカーのラックオーブンを導入し、現行のデッキオーブンに比べ大幅な省力化を実現した。これにより量産体制が整った。
| 加工機 | ラックオーブン |
|---|---|
| 加工機 | ミキシングマシン |
新しい製品・サービス:長野県産小麦100%使用の「信州の食パン」シリーズ
発酵・焼成・冷却まで一貫してラック単位で作業できるようになり、現行のデッキオーブンに比べ大幅な省力化が可能になった。これにより量産体制が整った。大手メーカーとの差別化を図り、長野県産小麦100%の食パンを販売開始した。今後はさらに生産量を増やす計画である。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで見ています
学校給食用パンや委託製造の事業の柱があり、事業の延長として県産小麦パンを開発したことは読み取れるが、経営戦略上の位置付けの明示は薄い。
県内の業務用製パン業者が1社のみという市場状況と、大手との差別化を図るための県産小麦100%使用が具体的に書かれている。
消費者ニーズに応えられない課題と、ラック単位で発酵・焼成・冷却を行い大幅な省力化が可能になった点が書かれている。
大幅な省力化や大量生産が可能になったとあるが、付加価値額や賃上げの目標値は書かれていない。
ホテル勤務の職人など人材の強みや、製粉会社・研究者からの指導を受けている点は書かれているが、体制の詳細は薄い。
学校給食用や事業所向け日替わりパン弁当など顧客ターゲットが明確で、県産小麦100%という選ばれる理由も書かれている。
今後さらに増やしていく計画とあるが、スケジュールや中長期の課題検証の具体性は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
県産小麦100%のパンは差別化された製品として書かれているが、高付加価値化・高価格化の水準は数字で示されていない。
地域産業資源である県産小麦を活かし、生産者やJA全農長野と連携して農業振興に貢献する点は書かれている。
大幅な省力化で大量生産が可能になったとあるが、補助金額に対する費用対効果の数字は書かれていない。
生産者、JA、製粉会社、量販店との連携は書かれているが、先端デジタル技術やサプライチェーンの革新の記述は薄い。
公開されている事例からは読み取れません。
長野県産小麦を活かした地域の事業であり、生産者との連携や農業振興への貢献が具体的に書かれている。
5=数字や事実つきで具体的に読み取れる、4=具体的に読み取れる、3=読み取れるが具体性が薄い、2=わずかにうかがえる、1=公開情報からは読み取れない。公開されている事例を公募要領の観点に照らして当社が整理したもので、実際の審査の点数ではありません。
今後さらに生産量を増やしていく計画。
当社の強みは、自社製パンを安定的に製造し、さまざまな業者に提供できること。ホテルで長く品質の高いパンをつくってきた職人など、スタッフの活躍がそれを支えています
公式の事例集より(原文のまま)
平成30年度補正ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金を活用し、溶接ロボット1台と回転装置を増設した。
効果:溶接作業時間(20カ所) 6分→2分
顧客の要求を満たすため、段取り、治具の製作、仕掛りスペース、待ち時間を減らす新型の複合加工機を導入することにした。
効果:部品1個の完成までの日数 3日→2日
3S活動を発展させた生産革新活動をベースに、自社オリジナルの工程見える化システムを構築した。
効果:工程管理表作成の担当者数 3名→1名