おかずみその殺菌方法の変更による安全性、作業環境改善、コストダウンの実現
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
有限会社シーケーテクノ
成果角度の割り出し精度は±0.001インチ単位まで設定可能
| 事業者名 | 有限会社シーケーテクノ |
|---|---|
| 所在地 | 和歌山県 橋本市 |
| 業種 | 金属製品製造業 |
| 技術分野 | 精密加工 |
| 従業員数 | 8人 |
| 資本金 | 300万円 |
| 設立 | 2002年 |
従来は丸型パンチのニーズが多かったが、近年は六角形状などの多角形パンチの試作や単品製作の依頼が増加し、種類も多岐にわたっていた。多角形パンチは自動車のステアリング部品やエアバッグ、シートベルト部品などの成形に多く用いられる。自動車業界ではJIT方式により1回当たりの生産ロットが極端に小さく、部品のモデルチェンジや設計変更も多いため、今後も種類の増加が予想される。
抱えていた課題
やったこと
多品種・少量化する鍛造プレス金型用パンチの短納期に対応するため、付加軸仕様のワイヤ放電加工機を導入した。NC回転テーブルで角度を割り出す高精密浸漬形ワイヤ放電加工機を導入し、従来の手作業による角度割り出しを置き換えた。角度の割り出し精度は±0.001インチ単位まで設定可能となった。専用取付治具のセッティングを減らし、新規品の治具製作の時間も削減した。
手作業の角度割り出しを自動化したことで、繰り返しの精度が飛躍的に改善し、作業者間のバラツキもなくなった。多品種・小ロットでも高効率な生産体制を確立し、生産性を大幅に向上させることができた。また、多角形パンチの品質や短納期対応を強化したことで、エアコン用パンチ材などへの転用や自動車部品向けの新たな市場開拓が見込まれる。
いま募集している新事業進出・ものづくり補助金の公募要領にある審査の観点14つで、採択された計画の標準を3として見ています。公開情報では判断できない観点は点数を出さず、平均にも入れていません
金属精密加工と圧造工具の開発・設計を長年手がけ、ワイヤ加工の生産性向上を今回の事業で進めており、既存事業との一貫性が読み取れる。
自社は設計から生産・品質検査まで一貫対応でき超精密ワイヤ加工に強みがあり、多角形パンチの需要増に対応する競争優位性が示されている。
角度割り出しを手作業から高精密ワイヤ加工機に置き換え、精度は±0.001”単位で設定可能と課題解決の具体策が示されている。
生産性を大幅に向上させるとあるが、付加価値額や賃上げに関する具体的な目標値は記載されていない。
設計から生産・検査まで自社で一貫対応でき、ワイヤ加工の技術力と長年の精密加工ノウハウを持つ体制が示されている。
多角形パンチの需要が自動車部品やエアコン部品で増加しており、短納期と品質向上で選ばれる理由が顧客ニーズに基づいて整理されている。
治具製作の時間や手作業の角度割り出しという工程上の課題を、導入機械で解消する方法が示されている。
財務の状況は公開されている事例には出ないため、中間の3としています。
六角形などの多角形パンチは複合形状で高い精度が求められ、±0.001”の形状精度に対応する高付加価値な分野である。
自動車・エアコン向け部品の市場拡大への寄与は触れられているが、経済波及効果や雇用創出など国が補助する積極的理由は薄い。
公開情報では判断できません。
高精密浸漬形ワイヤ放電加工機の導入による自動化で、サプライチェーンの短納期化に貢献する取組が示されている。
公開情報では判断できません。
地域の中小製造業として、橋本市で精密鍛造パンチを製作し新市場を開拓する取組が示されているが、地域経済への波及は明示されていない。
多角形鍛造パンチは自動車部品だけでなく電機機器部品にも広く用いられており、今後同社への引き合いも増加する見込みである。
温水加熱ニーダー等3機種を導入し、製品の湯煎殺菌とどぶ漬け殺菌の方法を新たな独自の殺菌方法に変更した。
効果:ボイラー燃料費(年間) 256万円→84.9万円
高性能デジタルマイクロスコープ(VHX5000)を導入し、基板単体試験工程で空調マイコンのプリント配線板のはんだ付けを検査する体制とした。
切断後の材料を連続して洗浄できるよう、高機能切断機と試作洗浄機を導入し、王崎工場に配備して実験を行った。
効果:洗浄良品率 60%→80%